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原綿は文字通り綿花から直接採取されたものです。 なかでもメキシコ綿は繊維がしなやかで柔らかく、掛ふとん・敷ふとんの原料として最適です。 また、インド綿はメキシコ綿と比べて繊維が硬くて太いのが特徴です。 特に[ゼッペル]はインドのアッサム地方で栽培され、 手繰り綿といって中の種を取り出す作業を全て手作業でする非常に高級な原綿です。 敷ふとんの原料として最適の原綿です。 落綿は紡績(糸をつくる)過程において産出されたものです。 紡績過程で綿花はまずスカッチャーという機械にかけられます。ここではじかれた落綿が「スカッチ」です。 次に綿花はカード機にかけられます。ここで産出されるものが「カード」になります。 その後いくつもの過程で様々な落綿が産出されます。 当然、お布団の中綿には原綿が適していますが、 落綿でも「スカッチ」・「カード」はお座布団や敷ふとんの中綿素材として使用できます。 残念ながら「既製品」の中にはスカッチ・カード以下の落綿が使用されているものも多数存在しています。 |