1999年もあと2ヶ月。コンピュータの西暦2000年問題への対応はお済でしょうか?

 

今月は、ちょっと早いけれど年末調整のポイントを取り上げました。

 

年末調整事務をスムーズに行うには、早めの計画を立てることが重要です そのためにも次の項目をチェックしましょう。

 

申告書などの書類を各社員へ配付する。

書類への記載の仕方、必要な添付書類とその入手の手続きについて社員に 説明する。

提出された書類等について、記載内容や控除を受ける為の添付書類を確認 し、記載漏れや不備がないようにする。

 

ものがあります。申告書別の各控除と必要な添付書類は以下の通りです。

 

(1)扶養控除等(異動)申告書による控除 ・配偶者控除 ・扶養控除 ・障害者控除 ・老年者控除 ・寡婦(夫)控除 ・勤労学生控除 <扶養控除等(異動)申告書についてのチェック事項> @各社員から提出されているか。 A漏れなく記載され、申告者の署名押印がなされているか。 Bパートタイマーにも忘れずに提出してもらっているか。

 

(2)配偶者特別控除申告書による控除 配偶者特別控除 本人(社員)の合計所得金額が1000万円以下で、 配偶者の合計所得金額が76万円未満である場合。

 

(3)保険料控除申告書による控除

・生命保険料控除 ・損害保険料控除 ・社会保険料控除(本人が支払った国民健康保険料・国民年金など) ・小規模企業共済等掛金控除

 

(4)住宅取得等特別控除申告書による控除 住宅取得等特別控除 本人が前年以前に住宅取得等特別控除を受けている場合で、税務署か ら交付された住宅取得等特別控除証明書及び金融機関からの借入金 の年末残高証明書が必要です。

 

昨年と比べて変わった点 最高税率の引き下げ 20%の定率減税(最高25万円) 年少扶養控除の創設(満16歳未満の扶養親族) 控除額 10万円 特定扶養控除額の引き上げ(5万円の増額) 控除額 63万円

 

所長のつぶやき

最近夜遅く(10時ごろ)まで事務所でゴソゴソしていることが多くなっています。

灯火親しむ候といって、読書に励んでいるのなら御同慶の至りでしょうが、雑用に追われている次第です。それでも、帰り道、駐車場まで行く途中でコンクリートとアスファルトしか見えない暗闇で、ほのかにキンモクセイの香りが漂っています。秋が深まっているという実感がいたします。

そろそろ年末に向けた行事・歳事がスタートしますが、11月は今年一年を振りかえる為の準備月間といえましょう。

中小企業を取り巻く経営環境は依然として厳しく、大企業、元請会社リストラの進展に伴い、一層のコストダウンをはじめとする経営の合理化を余儀なくされているといったところでしょうか。以下の点について社長さん自ら自己採点をしてみませんか。

 

<売り上げについて>

 

<計画について>

 

まだ取り返しのきく段階です。反省すべき点を箇条書きにして、現状を見極めつつ、年末商戦に向けてエネルギーを貯えていただきたいものです。

以上

 

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