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これから年末にかけて 賞与の支給など何かと資金が必要になってきます。そこで、今回は、“債権回収と資金繰り”のポイントについて簡単に まとめてみましたので参考にして下さい。

<ポイント@>

・納品書を確実に発行する

売上漏れ、請求漏れは納品書の書き忘れが考えられます。これは作業日報等をつけていない為に請求漏れ等と なることが多いようです。そこで出庫伝票と納品書(控)、請求書(控)あるいは作業日報等と請求書(控)を確認しておくことが必要です。 過信は禁物!

・売掛金管理は得意先を回収 基準ごとのグループにまとめておくと便利です

・値引は値引交渉の過程をきちんと記録に残しましょう

・滞っている債権は原因を確認し、早めに対処しましょう

債権については右表のようにそれぞれ時効があります。時効を中断する方法としては、債権の一部、例えば1,000円でも集金し 、相手先に領収証を手渡しておきましょう。

<ポイントA>

a)当月支払分(当月の支払予定を支払日順に金額、内容を記載しておく)

b)次月支払分(次月の支払で定期的なもの及び判明している金額、内容を記載しておく)

c)現金・預金で支払に充てることができる手持資金を常時把握しておく、

等のことが必要です。

また、在庫は過剰に持たない。その為に常に在庫量は把握しておきましょう。遊休資産については場合によっては損してでも売却するべきです。 減価償却資産等を購入する際の借入金は当該資産の償却期間で返済できるように借入れるようにしましょう。

所長のつぶやき

いよいよ秋深まるという感じです。 車で一時間も走れば、名もない山々でも紅葉の美しさを楽しませてくれます。 一週間、一ヶ月単位の仕事のスケジュールをこなしていたらいつのまにか暖房が恋しい季節となっていた感じです。

景気の現状は予断を許しませんが、 健康で体調が整っている限りなんとかなるものです。心にも身体にもおいしいものを積極的にとり入れ、 着実に前進してまいりましょう。

(橋本)

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