橋本博孔税務会計事務所

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平成16年1月1日


謹賀新年


 トピックス 〜個人所得税確定申告〜

明けまして、おめでとうございます。 

年が変わり、年末調整、法定調書、償却資産といった書類の作成業務も終盤を迎えつつあります。これが終わりますと個人の確定申告の時期となります。皆様のお手元にも、用紙が送付されてくると思いますが、確定申告にあたって、揃えなければいけない書類等のご案内をさせていただきます。

尚、確定申告に関するご質問は弊事務所へ気軽にお寄せ下さい。


平成15年中に給与所得以外の収入がある人、マイホームを取得して住宅借入金等特別控除を受ける人など、確定申告をしなければならない人は、早めに資料、証明書等を準備しましょう。


 ●必要な書類・証明書等


1 平成15年分確定申告書(税務署より送付されたもの)
2 源泉徴収票(給与、公的年金等)
3 本人及び扶養親族、配偶者の名前、生年月日
4 年末調整で未処理だった本人が負担した証明書、社会保険料、生命保険控除証明書、損害保険控除証明書、小規模企業共済証明書等
5 平成15年分の収入の基となる資料

  (イ)配当金
  (ロ)不動産収入
  (ハ)保険の満期、解約
  (ニ)貸付金の利息
  (ホ)不動産の売却
  (ヘ)その他(有価証券売却など)
6 平成15年分の必要経費の基となる資料

  不動産収入………修繕費、固定資産税、火災保険等の証拠書類
  不動産の売却……取得時の売買契約書、その他必要と思われるもの
7 医療費控除を受けるための必要書類

  医療費の領収書(本人が負担した扶養家族分も含む)
  おむつ使用証明書などの証明書
  保険等で補填された金額




●住宅借入金等特別控除を受けるための必要書類
  (家屋の新築、又は新築家屋の購入の場合)

1 必要事項を記載した住宅借入金等特別控除の計算明細書
(税務署に備付けられています。)
2 住宅取得資金に係る借入金の年末残高等証明書
(銀行等から送付されてきます)
3 この控除を受ける人の住民票の写し
4 家屋の登記簿の謄本又は抄本、請負契約書、売買契約書など
5 敷地等の登記簿の謄本又は抄本、売買契約書など





所長のつぶやき・・・・・・


 明けましておめでとうございます。

このつぶやきも、今回で記念すべき80号を迎えました。最初のころは、余白を埋める程度でしたが、最近では一枚分たっぷりと、感じるままを書き込んでいる次第です。スラスラと思いつくまま筆を運ばせることもありますが、やはりいつも下旬になると頭をひねり、周辺の雑誌なり報道から題材を探し、なんとか、一度も欠けることなく毎月1日に皆様のところへお届けすることができました。


 昨年を振り返ってみますと、4月には、かつて経験したことがない、税理士会の役員選挙の洗礼を受けました。名古屋市内支部、半田地区会員の2800余名を対象として、地方選挙並み(?)の選挙体制を確立していただきました。地元支部の基礎票の少なさという劣勢をはねかえし、望外のトップ当選にて副会長に再選されました。お世話になった方々に、改めて深く感謝申し上げる次第です。


この結果、相前後して、税理士協同組合の副理事長に加え、連合会の常務理事・広報部長に就任することになりました。このため各方面に不義理をしているかと反省しきりですが、お引き受けした任期中は職責を果たしてまりたいと考えておりますので、関与先各位には今しばらく御寛容の程お願い申し上げます。これも健康に恵まれストレスと上手につきあい、楽天的な性格だから続いていると妙に達観している今日この頃です。


また、私事ですが、昨年末に長女が結婚しました。式当日は、“花嫁の父”を演じてきました。最初のヤマ場はバージンロードを花嫁をエスコートしてゆっくりと進み(この歩き方も初体験です)新郎に娘を引き渡すことでした。距離にして10m足らずの道のりでしたが、あんなに長いものとは思いませんでしたし、逆にこのままずっと娘と腕を組んで、誰にも渡したくないという複雑で矛盾した感情に包まれ、新郎に託す時には感無量でありました。そして、泣かせの定番であるクライマックスの両親への花束贈呈の場面では、もう止めようもなく 涙、涙でした。

 親バカ丸出しですが、娘の花嫁姿の美しさに酔いしれる一方、娘の新郎を見つめるまなざしが実にキラキラと輝いており、「きっと幸せな夫婦になってくれる!」
と実感させられ、最良の一日となりました。


  最後になりましたが、平成16年度の税制改正大綱や予算原案も固まりました。
年金改革のしわ寄せ等、とくに高齢者、年金生活者にいやおうなく増税・負担の増加を迫ってきております。


 新年に臨んで、憲法第25条『すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する』『国は、すべての生活部面について、社会福祉、社会保障及び公衆衛生の向上及び増進に努めなければならない』という文言を改めて自分なりにじっくりと咀嚼していきたいと考えております。本年もよろしくお願い致します。

(所長 橋本)   

     

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