トピックス 〜印紙税について〜
今回は印紙税に関する留意点をピックアップしてお届けします。
尚、ご質問は弊事務所へお気軽にお寄せ下さい。
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1. |
不動産等の譲渡、地上権または土地の賃借権の設定又は譲渡、消費貸借、運送に関する契約書(第1号文書)の内、「不動産の譲渡に関する契約書」については、記載された契約金額が1千万円を超え、かつ、平成9年4月1日から平成17年3月31日までの間に作成されるものは、印紙税が軽減されています。
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2. |
請負に関する契約書(第2号文書)の内、建設業法第2条第1項に規定する建設工事の請負に係る契約書に基づき作成されるもので、記載された契約金額が1千万円を超え、かつ、平成9年4月1日から平成17年3月31日までの間に作成されるものは、印紙税が軽減されています。
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3. |
建物賃貸借契約書について
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建物賃貸借契約書については不課税文書ですが、契約をする際に賃借人等から建設協力金、保証金等として一定の金額を受領し、当該賃貸借期間に関係なく、一定期間据え置き後一括返還又は分割返還することを約する契約書は、当該建設協力金等については第1号の課税文書(消費貸借に関する契約書)に該当します。御注意下さい。但し、契約解除時の一括返還部分(例.敷金)は不課税文書になります。
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4. |
消費税額等(消費税及び地方消費税)の取扱いについて
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契約書等に消費税額等が区分記載されている場合、又は税込価格及び税抜価格が記載されていることにより、その取引にあたって課されるべき消費税額等が明らかである場合には、消費税額等は記載金額に含めないところで税額ランクを判定します。
(例示) |
イ、 |
請負金額 1,050万円
税抜金額 1,000万円 消費税額等 50万円 |
ロ、 |
請負金額 1,050万円 内消費税額等 50万円⇒1000万円 |
ハ、 |
請負金額 1,000万円
消費税額 50万円 計 1,050万円 |
ニ、 |
請負金額 1,050万円 税抜価格 1,000万円 |
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5. |
消費税額等のみが記載された金銭の受取書は、記載金額がない第17号文書となります。但し、3万円未満である場合は、非課税文書となります。
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所長のつぶやき・・・・・・
風かおる季節、新緑がまぶしい季節、一年で一番さわやかな季節、そんな5月がスタートしました。
今日から5連休の方が多いのでは。行楽に手近なところでは浜松で開催されている花博もおすすめですね。少しリッチな気分を味わうべく海外旅行をされる人も今年は多いことでしょう。いづれにしても先立つのはお金ということになりましょうか。いやむしろ最近では、健康や体力でしょうか。
小生も50代後半に入り、今まで比較的関心が薄かった(?) 経済的安定と健康管理について、最近流行語になった感のある「自己責任」としてもっと真剣に取り組む必要があります。このことに関連して最近の日経新聞(4月25日付)に、興味深い記事が掲載されておりすので一部紹介しておきます。
50代の不安―――――500人ネット調査より
「これから定年を迎える人たちに言いたい」経験者のアドバイス
<健康> |
・衰えは足からくるので、できるだけ歩く
・定期診断を受け、チェックを忘れずに |
<お金> |
・ある程度の貯蓄が気持ちの豊かさを生む
・マネープランをきちんと勉強しておく
・収入に見合う生活内容をあらかじめ計画
・趣味に使えるお金を準備する
・借金を残して年金生活に入らない
・節約生活に慣れておく |
<夫婦関係> |
・共通の趣味を持つ
・それぞれのライフスタイルを互いに尊重
・2人の時間と自分だけの時間の両方を持ち、一定の距離を保つ
・定年前から配偶者を大切に。
定年になってからへばりついても、相手にされない |
<友人づくり> |
・お金のかからない無料イベントに参加
・できる限り地域の人たちと交流する
・退職後も続く仕事以外の人間関係を大切にする |
<趣味> |
・熱中できる趣味を持つ。できれば複数
・生涯続けられる趣味をできるだけ早い時期から |
<暮らし> |
・朝はきちんと起き、すぐに着替える
・服装を地味にしない
・自分のことは自分でする
・生活のリズムを一定に保つ |
<仕事との距離感> |
・過去の肩書に意味はないので、
会社人間は適当なところでうち切り、自分人間に
・現役時代に悔いのない仕事をしておけば、
胸を張って定年後の無職の生活を楽しめる |
<心がけ> |
・自分をシルバーと考えない
・若者の動向を観察する
・嘆かない、恨まない、迷惑をかけない
・いつでも、どこでも生き抜く気力をなくさない
・今できることを、機会を逃さず今すぐ実行する
・自分は何ができるか、何を知っているか、何をしていれば満足するか、
振り返って自分の「棚卸し」をしておく |
(所長 橋本)
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