微生物剤
ＢＦＬ４０００ＳＵ
このところ井戸水の中の硝酸態窒素が問題になってきています。多くの井戸水が飲用に適さない事態が起きてきています。そこで解決方法として微生物剤ＢＦＬ４０００ＳＵの出番です。効率のより脱窒ができます。
硝酸汚染とは河川水や地下水の硝酸濃度が高まることです。農業の過剰施肥などの不適切な処理により硝酸塩が流失することも一因です。この水を飲用すると体内に入った硝酸塩が亜硝酸に還元されて血液中のヘモグロビンを酸化してメトヘモグロビンを生成し組織への酸素供給が制限されてメトヘモグロビン血症を発生することがあります。
欧米では地下水の硝酸汚染は深刻です。アメリカでは調査された飲料水のうち２．７％は硝酸態窒素濃度が世界保健機構(WHO)の定めた飲料水基準の１０ｐｐｍを超えているというデータもあります。ヨーロッパはそれ以上に悪化しておりオランダのある地域では56地点の浅層地下水の硝酸濃度は平均で２０ｐｐｍで飲料水としての使用に問題が出ています。
日本の地下水のある水質調査によれば全国１８２地点の井戸水のうち硝酸態窒素が１ｐｐｍを超える地点は２８地域（１５．４％）でした。
井戸水の浄化
地下水の浄化
農業用水の浄化
ＢＦＬ４０００ＳＵは自然環境の中にあるバイオテクノロジーの力を利用して早急に地下水中の有機物を分解するバイオマスを確立します。ＢＦＬ４０００ＳＵは害のない天然の微生物のみを使い多くの様々な有機物を高度に効率的で環境に負担をかけない形でバイオレメディエーションを通じて最終的に水と二酸化炭素に分解します。
ＢＦＬ４０００ＳＵは厳選された天然微生物のブレンド剤で極めて効率よく地下水中の有機物を分解する能力があります。広範な微生物群は幅広い酵素群を作り有機物を分解していきます。
またこの用途の脱窒に使用が最適です。好気性微生物の多くが嫌気条件下で酸素の代わりに硝酸塩(NO3)を最終電子伝達体として利用することができます（硝酸呼吸）。この嫌気的呼吸により硝酸塩は還元されて亜硝酸(NO2)、亜酸化窒素(N2O)を経て窒素ガス(N2)へ変換されます。
同一祖先を持つ遺伝子が平衡な個体群は単一の純粋培養が行なわれ収穫されてシリアル（穀物）上に安定化された上でブレンドされて最終製品になっています。木目細かい品質管理が全工程で行われて純度と品質を確かなものにしています。
この商品はシリアル上に安定化させた形で供給されます。微生物はその状態では休眠しています。ご使用の前には水を加えて活性化させる必要があります。容器にぬるま湯（摂氏約３０度まで）を入れて、その中に本剤を入れます。水１０に対して本剤１の割合で加えます。そしてよく攪拌して使用まで１時間ほど待ちます。
原産地：アイルランド
ＢＦＬ４０００ＳＵの微生物は全て自然環境の中より分離したものです。いかなる遺伝子操作も加えていません。これらの同一祖先を持ち遺伝子が平衡になった個体群は人体、動物、植物に対して無害です。第三者の研究所の試験でもサルモネラ菌その他の汚染物質、病原物質を含まないことが明らかになっています。
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