芝のサッチを分解する微生物剤

BFL バイオグリーン

BFL BioGreeen

微生物剤BFLバイオグリーンは芝のサッチを分解し土壌の水はけを良くし病虫害に強い芝にし農薬と肥料の使用量を減らし芝に藻やカビがはえるのを防ぎます。


<はじめに>

地表から6cmまでの土中には土中は土壌微生物の動きが極めて活発で土壌の自然なバランスを維持するのに重要な役割を果たしています。微生物は土中の有機物を分解して植物が根から栄養分として吸収できる形にします。こうした過程を経て腐葉土が形成されて土にしっかりとした構造を作り出すだけでなく透水性も改良します。土壌微生物による土壌改良のメリットは根がよく張るようになること、ガス交換が活発になること、水もちが改善されることです。

 

 多くのスポーツ施設の芝の環境(例えばゴルフ場、サッカー場など)は人為的に高頻度に手が加えられることにより土壌微生物の数は激減しています。ある調査によりますとスポーツ施設の芝の土中の微生物数は自然の草地の1%以下のようです。

 

 根の周辺の土壌微生物数の減少は芝に行き渡る栄養分の減少ということになり、肥料の使用は増えて、病虫害にかかりやすくなり、農薬の使用量と頻度は増えます。肥料と農薬の使用量の過大な増加は土壌微生物に多大なダメージを与えます。現実にこうした悪循環に陥っている例は多いです。

 

 芝刈りの残分やサッチの分解が進まないと、その蓄積により暖かく、ずっと湿った状態が続き、芝に藻や苔が生えたりする原因にもなります。弊社は土中の生態系のバランスを保ちながら環境浄化のためのバイオテクノロジーを使い、こうした問題を解決します。

 

 BFLバイオグリーンは無害の自然界に存在する微生物のみを使いサッチを分解し問題を根本的に解決して根の部分の土壌微生物の活動は促進されます。

 

<BFLバイオグリーンとは何か?>

 

 BFLバイオグリーンは自然界の土中より分離された微生物群です。有機物を効率よく分解する能力があるものを特別に選抜した微生物群は芝の根の部分に定着して土壌と周囲のサッチなどの有機物を分解することにより阻害するものが無くなった根が栄養分を吸収しやすくなり肥料の使用量も削減することができコスト改善に貢献できます。

 

 土の構造が改善されますと水はけがよくなり、根はより深く張ることが可能になり美しい芝になります。サッチが分解されますとカビや苔が芝に生える原因が取り除かれて農薬の使用も大幅に減らすことが可能です。

 

 BFLバイオグリーンの微生物群は土壌中の無機物に固定されて地表面に効率よく移動できますし、固定化されますと微生物は保護され雨で簡単に流されるようなことがなくなり土中にゆっくりと浸透ができます。

 

 

<ご使用方法>

 

 BFLバイオグリーンは土中の温度が摂氏5度以上でご使用になってください。最高の結果を出すためには春か芝の成長が止まる二ヶ月前までにご使用になってください。

 

 BFLバイオグリーンをご使用になる前には芝をスパイキングして通気性を良くした上で1uあたり25gをオーバーシーダーかドロップスプレッダーを用いて散布するか、トップドレシングの際に混ぜてロータリースプレッダー(回転散布機)で散布してください。散布されるときは散水もしてください。また翌日も散水をしていただくようにお願いします。

 

 サッチ分解のためには十分な通気性の確保により空気と微生物が接触することが必要で、月に一度は芝のスパイキングをお願いします。サッチが分解されると栄養分の吸収が促進されますので肥料の散布のしすぎにご注意ください。

 

<製品の安全性>

 

BFLバイオグリーンの微生物は全て自然環境の中より分離したものです。いかなる遺伝子操作も加えていません。これらの同一祖先を持ち遺伝子が平衡になった個体群は人体、動物、植物に対して無害です。第三者の研究所の試験でもサルモネラ菌その他の汚染物質、病原物質を含まないことが明らかになっています。

 

<保管と取扱に関する注意事項>

 

保管:直射日光および高温多湿を避ける。冷暗所にて保存をする。

取扱:過度の吸引を避ける。取扱後はぬるま湯程度の温度の石鹸水で十分に手を洗う。

   

原産地:アイルランド

 

 

「環境修復分野について」に戻る

 

お問合せは以下のフォームまでよろしくお願い致します。心よりお待ちしております。

お名前(省略不可)       

e-mailアドレス(省略不可)    

貴社のURL       

貴社名          

メッセージのタイトルをどうぞ(省略不可)    

ご質問・ご意見内容をどうぞ(省略不可)

   

            

 

            

Original: 2007-April-27; updated: 2007-April-27; (C) 2007 by Meitoh Kasei Co., Ltd.名東化製株式会社,all rights reserved.
a8-meito-kasei@aichi-iic.or.jp