高塩分中でも効率良く機能する生ゴミ処理機用のコンポスト化と減容化の微生物剤 

BFLコンポストバイオアクティベーター

BFL COMPOST BIO-ACTIVATOR


BFLコンポストバイオアクティベーターとは?

 

BFLコンポストバイオアクティベーターとはコンポスト化のために特別に選抜された天然の微生物群を含む微生物剤です。微生物は常温菌群と好熱菌群のブレンドになっています。比較的高い塩分濃度の中でも機能します。

常温菌群はコンポスト内の温度が2045度の範囲にあるときに分解を進めていきます。この微生物群は極めて効率よくセルロースやヘミセルロースの分解酵素を生産して分解を進めていきます。セルロースやヘミセルロースは野菜や植物から出てくるだけでなく微生物が作り出した酵素が台所から出る生ごみの中の油脂やタンパク質を分解するときにも出てきます。好熱菌群は温度が40度に達すると活動を開始します。この微生物群はもっと複雑な構造の主に植物や野菜から出るリグニンや炭水化物の分解を継続的に進めます。好熱菌群は温度が60度に達するまで機能し続けます。

 

BFLコンポストアクティベーターは分解の過程を立ち上げるために必要な酵素群も含んでいます。微生物が十分に増殖すると、微生物自身が十分な量の酵素を製造し始めます。さらに本剤の中には微生物が活動を立ち上げる際に必要となる栄養分も含まれています。

 

BFLコンポストアクティベーターはコンポスト化の立ち上げに極めて有効であるだけでなく、コンポスト化の段階の最終的な部分にも使用が可能です。コンポスト化を進めるうちに自生の微生物が高温やその他の悪化させる要因により消滅してしまうケースがあり、そのような問題を抱えているコンポストの山に添加して使用することができます。さらに本剤の物性としてコンポストの山が嫌気性状態になるのを抑制します。

 

コンポストの出来というのはコンポストの山に加えられる分解を促進する微生物群の存在と周囲の環境に自生する微生物の定着により左右されます。これが難しいのでコンポストの立ち上げは非常にゆっくりと遅いものになってしまいがちです。BFLコンポストアクティベーターを使用することで初期段階の立ち上がりのスピードが加速されて反応が促進し数週間のうちに良いコンポストが得られます。

 

BFLコンポストアクティベーターは粉末品で、使用する前に水を加える必要があります。本品1に対して清浄なぬるま湯10を加えてよくかき回し、時々かき回しながら1時間放置をします。その後、コンポストの表面に均等になるようにかけてください。

 

<製品の安全性>

 

BFLコンポストアクティベーターに含まれている微生物群は全て自然環境の中から抽出されたものです。いかなる形の遺伝子操作も加えてありません。微生物群はヒト、動物、植物に対して無害なものと分類されています。本剤は第三者の独立の研究機関によりサルモネラやその他の汚染物質が含まれていないことが証明されています。

 

<保管と取扱に関する注意事項>

 

保管:直射日光および高温多湿を避ける。冷暗所にて保存をする。

取扱:過度の吸引を避ける。取扱後はぬるま湯程度の温度の石鹸水で十分に手を洗う。

   

原産地:アイルランド

 

コンポストとは何か?

コンポストとは堆肥のことです。

コンポスト化とは主に構造がリグノセルロースである有機廃棄物を伝統的に使われている手法で生物学的に安定化させる過程です。例えば台所から出る生ごみなどの有機廃棄物、下水の汚泥、家畜の糞尿、農業の廃棄物などに対して用いられています。コンポスト化は通常、暖かく湿った好気性の条件下で行われます。

 

どのようにコンポスト(堆肥)は使われるのか?

 

コンポスト化することにより有機廃棄物や栄養分を窒素、リン、カリや微量栄養素を含んだ有用なものとして効率的に土壌改良剤や、マルチング材や肥料としてリサイクルすることができます。窒素分は有機的に結合しており成長期を通じてゆっくりと放出されます。

このことはリーチング(浸出)によるロスを最小限にし、この被害の大きい水溶性の無機肥料(化学肥料)と対照的です。要するに有機的に安定したものは土壌と植物の双方にメリットがあります。

 

コンポスト(堆肥)とはどのようなものか?

 

コンポストはピートに似ていて、色はこげ茶色で砕けやすい構造で心地よい土のような香りがします。重金属や薬などの毒性物質は含まないか、含んでいても極めて微量ですし生分解性のないガラスやプラスチックは含んでいません。病原性の物質も含んでいないか、含んでいても極めて微量です。

 

コンポストの微生物学

 

コンポスト化とは基本的に環境に最適な様々な微生物が連続して代謝することで有機物が変化して安定化していく分解の過程です。

コンポスト化の過程は発熱性で摂氏1020度は好冷菌により、2040度は常温菌により、

4060度は好熱菌により進められていきます。常温菌は分子量の低い物質の分解の大半を担当しています。代謝活動にともなう発熱反応は温度の上昇を引起します。約40度で常温菌は活動を停止して、次に好熱菌が活動を開始します。好熱菌は不溶性の分子量の大きい物質の大半の分解を担当します。有機物の最大の分解と安定化が起きるのはこの好熱菌の活動の範囲です。

 

コンポストは揮発性固形物が分解されつづける限り高温を保ちます。微生物の栄養源である揮発性固形物が減ると温度の低下も始まります。冷却していく間に利用できる栄養分があるならばコンポストの山の中で常温菌の活動が再開します。水分の揮発やPHの安定化ということも起きます。

 

通風されたコンポストの山の中では12日以内に温度は55度を超えます。ところが通風されていない場所(通風とは定期的に機械的に切り返すこと)では発熱はゆっくりで同様の温度に達するまでには少なくとも5日かかります。

 

温度が70度に達するか、長期間に渡り60度以上が維持されていると、ほとんど全ての微生物の活動は止まり、温度が下がりBFLコンポストアクティベーターのようなものを入れない限り微生物の復活はありません。

好熱菌が分解することに関してはさらにこんなことがあります。こうした高温が長く維持されるほど病原性物質の分解が進むということです。例えばコンポストが55度を最低温とする期間が1015日続けば、99.9%の病原性物質の破壊は達成されます。これは70度以上の高温に1時間とほぼ同じ効果です。これは強制的に曝気されていないシステムに有効な数値です。もし通風されているシステムで55度を最低温とする期間が3日続くと大量の病原性物質の破壊は達成されます。

 

寒い時期は反応の促進と高い温度と湿度を維持するためにコンポストの山にカバーをかけることも必要になります。

 

 

コンポスト化に要する時間というのはどれくらいですか?

 

平均で強制的に通風して好気性の状態にしたもので十分に安定化したコンポストを作るのには30日ほどかかります。好気性下のコンポスト化は物質の分解を促進し結果としての高温は病原性物質を破壊します。好気性の条件下のコンポストはまた悪臭の発生の可能性を最小限なものにします。曝気されていないコンポストは十分に安定したものになるためには3060日を要します。BFLコンポストアクティベーターのような商品を使用することによりコンポスト化は急速に促進されます。

 

嫌気性の状態になると悪臭がコンポストの山から出て、蝿がたかり始めて分解のスピードは急速に落ちて非常にゆっくりとしたものになります。

 

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Original: 2007-April-17; updated: 2007-April-17; (C) 2007 by Meitoh Kasei Co., Ltd.名東化製株式会社,all rights reserved.
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