橋本博孔税務会計事務所

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平成18年1月1日


謹賀新年



 トピックス 〜個人所得税確定申告のご案内〜


 明けまして、おめでとうございます。

年が変わり1月に入りますと、いよいよ所得税確定申告時期の到来となります。17年分の所得税は老年者控除の廃止及び公的年金等控除額の減額以外は大きな改正は有りませんでした。

 還付申告は2月16日前にも受付を開始していますので、早めに申告しますと還付金も速やかに返ってきます。例年と同様の案内になりますが確定申告にあたって揃えなければいけない書類等のご案内をさせていただきます。

 尚、確定申告に関するご質問は弊事務所へ気軽にお寄せ下さい。


平成17年中に給与所得以外の収入がある人、マイホームを取得して住宅借入金等特別控除を受ける人など、確定申告をする必要がある人は、早めに資料、証明書等を準備しましょう。


必要な書類・証明書等



 1.平成17年分確定申告書(税務署より送付されたもの)

 2.源泉徴収票(給与、公的年金等)

 3.本人及び扶養親族、配偶者の名前、生年月日

 4.年末調整で未処理だった本人負担に係る各種の証明書
社会保険料(本年より国民年金保険料の控除を受ける場合は、証明書の添付が必要になりました。)、生命保険料控除証明書、損害保険料控除証明書、小規模企業共済掛金証明書等
 5.平成17年分の収入の基となる資料
(イ)配当金(ロ)不動産収入 (ハ)保険の満期、解約(ニ)貸付金の利息 (ホ)不動産の売却(売買契約者など) (ヘ)その他(有価証券売却など)
 6.平成17年分の必要経費の基となる資料
不動産収入………修繕費、固定資産税、火災保険料等の証拠書類
不動産の売却……取得時の売買契約書、その他必要と思われるもの

 7.医療費控除を受けるための必要書類

 8.医療費の領収書(本人が負担した扶養家族分も含む)
おむつ使用証明書などの証明書
保険等で補填された金額



住宅借入金等特別控除を受けるための必要書類


 <家屋の新築又は新築家屋の購入の場合>

 @ 必要事項を記載した住宅借入金等特別控除の計算明細書(税務署に備付けられています。)

 A 住宅取得資金に係る借入金の年末残高等証明書(銀行等から送付されてきます)

 B この控除を受ける人の住民票の写し

 C 家屋の登記簿の謄本又は抄本、請負契約書、売買契約書など

 D 敷地等の登記簿の謄本又は抄本、売買契約書など





所長のつぶやき・・・・・・


 新年明けましておめでとうございます。


 昭和22年生まれの小生は今年が50代最後の1年となります。あと1年もすると還暦を迎えるかと思うと感慨も一入です。めでたくもありちょっぴり切ない複雑な心境です。税理士登録して満30年、節目となる年でもあります。頭髪が薄くなってきているのは歴然たる事実であり、それはそれで致し方ありません。但し、人間ドックの結果はほとんど要注意マ−クもなく標準値の範囲内に収まっておりました。まずはめでたし、めでたしといったところです。


 丈夫な身体で生んでくれた親に今更ながら感謝している次第です。年をとると健康談議と孫の自慢が会話の定番のようです。まだ孫には恵まれておりませんので、健康談議について最近拝聴しました医療心理学のお話の一端をご紹介してみたいと思います。


 <<中高年の病気は間違いなくストレスを基因としています>>

 ストレスが高まると急速に抵抗力・免疫力が低下するようです。この結果、風邪その他の病気になるリスクが高まるとのこと。またストレスがたまった状態では自然にうつ向き加減や肩も丸めた姿勢になり、肩こりや背骨が歪んで病気が発症しやすくなります。
ということで、健康を維持するためには、ストレスに強くなるよう心がけるということに尽きます。


  そのための具体的な処方としては

  @常に姿勢を正しく保つ

  Aバランスのいい食事、具体的には植物系60%動物系40%になるよう
    30種類以上の食材を1日に取る

  B心(感情)のコントロ−ル、つまりイライラしたりピリピリしない、
    そしてクヨクヨしないことです。



 少し補足します。

 @に関しては、下を向いて話さない。ゆったりとした気持ちで相手の顔を見て話すようにすれば自ずと姿勢もよくなると思います。

 Aに関しては、ねずみを使った動物実験の結果で検証されています。意外なことにエサを野菜100%にしたグル−プが一番早く死んでしましました。血管がもろくなっていました。もう1点大切な事があります。食事はおいしく食べないと栄養分の消化吸収がよくないそうです。心したいものです。

 Bイライラが募ると胃潰瘍になるということを、経験済みの方も多いことと思います。またストレスがたまった状態では身体が堅くなり、肩こりから血行障害や血管がもろくなります。またホルモン分泌の乱れや、だ液の出も悪くなります。この結果、自律神経が異常をきたし、一方では胃の粘膜が弱くなり、果ては胃酸過多で胃に穴があくという最悪の症状になっていくことが予想されます。


 最後に、徐々に襲ってくるストレスには特に注意を払うことが肝要とのこと。自覚症状が乏しい結果、重病に陥りやすいケ−スが多いそうです。


 ひるがえって考えてみますと、小生はこの十数年間、仕事も会務も人並み以上に忙しくしてきましたが、ストレスを溜めない、あるいは上手に発散してきたことで健康維持ができた最大の秘訣であることがわかりました。


 年賀状にも書きましたが、本年は“年令に見合った身体の補強工事と心に潤い”を目標に生き生きと過ごしてまいりたいと思います。


 本年もよろしくお願いします。


(所長 橋本)   



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