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橋本博孔税務会計事務所 〒453−0801 名古屋市中村区太閤3丁目3番12号 平野ビル3階 Tel: 052-451-8555 Fax: 052-451-8551 |
平成18年9月1日 |
トピックス 〜役員給与の損金算入について〜
所長のつぶやき・・・・・・ 残暑お見舞い申し上げます 8月は連日、最高気温が30度以上、最低気温が25度以上と真夏日ばかりでした。9月になっても、まだまた残暑が厳しいと予想されます。そろそろ夏バテの後遺症がでてくる方もお見えになるかと思います。どちら様もご自愛下さい。 とはいえ、夜遅く帰宅しますと、空気もひんやりとして自宅周辺の畑や空地からは虫の音が心なしか勢い強く感じられるのも事実です。また、就寝中(もともとエアコンはつけないのですが)も最近は掛布団代わりのタオルケットが手離せなくなっております。やはり着実に季節も夏から秋へと移り変わってきています。 相変わらず、税理士会務で東京中心に出張が続いておりますが、先月も役得(!?)として女優の酒井法子さんとお会いしました。日税連で毎年作成している全国統一ポスターに本年度起用させていただいたご縁です。来月には日税連提供のインターネットテレビやラジオCMにも出演してもらう関係上、収録に立会うことになっており、まだまだお会いする機会が増えそうです。 七〜八年前、名古屋税理士会の総務部長を拝命した折、キャッチコピーとして、「会務を快務に、怪務は皆無に」とカイムをもじってアピールしたのですが、どうやら、快務を実践しております。もちろん、怪務の方はしておりませんのでご安心下さい。 色々な役職等を経験させていただいての感想ですが、やはりお引受けした以上は、前向きに全力を傾注するとともに、会務の中でしか味わえない貴重な体験や素晴らしい人物との出会い等により、会合そのものが「楽しくてしょうがない」状態をいかに確保するかが決め手のように思います。会議終了後の懇親会も、お金をかけず、できるだけこまめに回数を増やす工夫もしている次第です。 さて、話は変わりますが、中曽根政権以来の長期政権を誇ってきた小泉政権も今月、安倍政権へとバトンタッチしようとしております。小泉首相の型破りな政治手法については功罪半ばといえましょうが、いずれにしても格差社会の両極分化にはなかなか歯止めがかからず、再チャレンジの機会確保に努めたとしても、高齢者をはじめとして経済的弱者には今後は明るい夢が描けないようで、気がかりです。 平成19年度以降の税制改正の議論もはじまっておりますが、重点はいかにして経済的強者の活力・活躍の場を拡充するかに力点が置かれ、ややもすると税負担は「国民が広く薄く」がモットーとなり、結果的には着実に増税路線が敷かれつつあります。社会保険の負担強化についても然りです。以上の点に加えて、最近実感しているのが法律、とりわけ税法がますます難解、複雑化していることです。このため、勢い条文のボリュウムもこの数年で倍増している状況です。 悪い冗談で、税制がますます複雑化して素人の手に負えなくなったら税理士のビジネスチャンスが拡がっていいじゃない?!と言われることがありますが、これこそ本末転倒の議論といえます。企業再編、連結納税制度等、特定少数の大企業向けの税制は法人税本法から分離独立させるなど、本格的な中小企業税制の創設に向けた改革の努力に一段と注力してもらいたいと念願する次第です。 (所長 橋本) |