橋本博孔税務会計事務所

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平成18年11月1日



 トピックス 〜役員給与に関するQ&A〜


 法人の役員給与に関する規定が改正され、平成18年4月1日以後開始事業年度より適用されることになりました。今回は、NO112号(平成18年9月号)で取り上げました役員給与に関して、具体的なQ&Aをご紹介したいと思います。

尚、ご質問は弊事務所へお気軽にお寄せ下さい。



給与の額を事業年度の中途で改定した場合は、定期同額給与に当たりますか。



@支給時期が1月以下の一定の期間ごとであるものの額につき当該事業年度開始の日の属する会計期間開始の日から3月を経過する日までにその改訂がされた場合、改訂前と、改訂後のそれぞれの定期給与が同額である。

A経営の状況が著しく悪化したこと等によりその改定がされた場合、改訂前と、改訂後のそれぞれの定期給与が同額である。

上記@又はAに該当するものであれば、定期同額給与に該当します。


定時総会において役員に支給する定期給与について増額改定をしましたが、期首に遡って増額して今月に一括支給しますが定期同額給与として損金算入になりますか。


既に終了した職務に対して、「事後」に給与の額を増額して支給したものは、損金の額に算入されませんのでご注意ください。


非常勤役員に対する給与を半年毎に支給していましたが、定期同額給与となるのでしょうか。


定期同額給与とは、その支給時期が1月以下の一定の期間ごとであり、かつ、当該事業年度の各支給時期における支給額が同額である給与その他これに準ずる給与をいい、半年毎に支給するような場合はこれに該当しません。


金銭以外の現物資産による支給であっても、事前確定届出給与の対象となりますか。


支給金額が確定していない、現物資産による給与は対象となりません。


事前確定届出給与について、届け出た支給額と実際支給額が異なる場合には、どのようになりますか。


事前に支給額が確定していたものといえないことから、事前確定届出給与に該当しません。増額、減額を問わず支給額全額が、損金不算入となります。


事前届出給与に係る職務の執行を開始する日とは、いつをいいますか。


役員給与は定時総会から次の定時総会までの間の職務執行の対価と解するのが相当です。事前届出給与に係る職務の執行も定時総会終結の時から開始されることになります。但し、定時総会翌月初日とすることは可能です。




所長のつぶやき・・・・・・

 お正月にはまだ早いですが、ビッグなお年玉をいただきました。先週、長女が女児を出産しました。晴れて(?!)おじいちゃんになりました。11月初旬の出産予定が10日程早まりましたが、母子ともに健康であり、なにはともあれ安堵しております。体重が2730gで、ちょっと小ぶりです。看護師さん曰く‘小さく生んで大きく育てる’のが一番ですよ、との言葉を真に受けるなど早くも親バカならぬ「おじいちゃん」バカぶりを発揮しております。もっとも、呼び方としては、おじいちゃんではなく、婿殿の‘パパ’に対抗して(?)‘グラン(ド)パパ’と呼ばせたいと秘かに期待しているのですが、いかがあいなりましょうか。


 赤ちゃんの顔というのは不思議です。日に日に表情が生き生きとしてきていますし、頭が柔らかいため、見る角度で違った顔立ちになります。このため必ずどこかは父親似であったり、母親似であったりします。そのうえ、双方の祖父母にもどこか似ている部分がみつかり、初孫に自分の顔を重ねて、全ての人が満足感を覚えます。名前も決まりました。『和奏』ちゃんです。和を奏でるという根っからの平和主義者です。どうぞ末長くよろしくお願いします。女の子の名前としては男勝りかな、という心配もなきにしもあらずですが、ここは両親の願いがこもった名前ですので、小生も喜んでいる次第です。呼び方は「わかな」です。


 まわりの人から祝福され、小生の頬もゆるみっぱなしです。30年ぶりに小さな赤子を手に取ると、片手にすっぽりと納まる小ささに喜びを超えた畏敬の念さえ涌いてきます。幸いにして(!?)手と足が大きく、元気な泣き声を聞いていますと健やかな成長ぶりが今から予想されます。


 さくら(長女の名前です)、おめでとう。よくがんばりました。家内や次女も赤ちゃんの世話が楽しそうで、はりきっています。小生は風邪ぎみもあって朝晩、わずかに垣間見る程度ですが、新しい命の誕生は、まさしく初日の出と同様で、すがすがしく自然と手をあわせたくなります。


 早速ながら、日曜日に亡き両親のお墓参りをして、ひ孫の無事の出産を報告してきました。
 今月号は 赤ちゃん特集号となってしまいましたが、少子高齢社会の折、一番心暖まる話題を提供できたのではないかと思っている次第です。


(所長 橋本)   




            



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