橋本博孔税務会計事務所

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平成19年6月5日



 トピックス 〜平成19年度税制改正パートU〜


 今回も、前回に引続き平成19年度の税制改正の中で法人税関係の一部について簡単に解説します。

尚、ご質問は弊事務所へお気軽にお寄せ下さい。



T. リース会計基準の変更に伴う税制上の措置


リース会計基準が変更されることに伴い、税法上、いわゆる通常のリース取引について平成20年4月1日以後締結するリース契約について、以下のように改められることになります。

(1)売買取引とみなされます。


(2)償却方法については、中小企業者の特例として、リース期間定額法(償却期間をリース期間とし、残存価額を0)とされます。
尚、リース料を従来通りに賃借料等とした場合でもその賃借料等を償却費として取扱うこととされます。


(3)消費税の取扱い
賃借人については、売買取引とみなされるため、リ−ス契約締結時点で一括控除することが出来ます。



U. 定期同額給与及び事前確定届出給与の改正


(1)定期同額給与
職制上の地位の変更等により改訂された定期給与についても、通常の定期同額給与として取扱うことが明らかになりました。


(2)事前確定届出給与
この届出期限を株主総会等の日から1月を経過する日(事業年度開始の日から4ヶ月以内)まで延長されました。



V. 取引相場のない株式等に係る相続時精算課税制度の特例の創設


特例の内容
 

推定相続人の一人が平成19年1月1日から平成20年12月31日までの間に取引相場のない株式等の贈与を受ける場合には、年間贈与要件、贈与者要件、受贈者要件、確認書提出要件(確認日の翌日から2ヶ月以内に所轄税務署に確認書を提出)、特定同族会社株式要件等一定の要件のもとに60歳以上の親から子への贈与について、相続時精算課税制度の適用を選択出来るとともに特例控除を500万円上乗せして、3000万円とするなどの特例が創設されました。



W.印紙税の改正


平成9年度の改正において、不動産の譲渡契約書及び建設工事請負契約書に対する印紙税の引下げが、2年間延長され平成21年3月31日までに延長されました。





所長のつぶやき・・・・・・


 皆さ−ん、今日(6月5日)は何の日かご存じでしょうか?


 名古屋の熱田まつりですね。いやいや、もっと大事なのが、そうなんです、小生の誕生日です!しかも記念すべき満60歳の還暦を迎えることができました。


 このため毎月1日にお届けしておりました事務所通信も今月号に限って5日に発信させていただいております。義父が25年程前に還暦の内祝をした折に、やや老境を垣間見ましたが、ついに自分がその‘時’を体験することになりました。20年前に不惑に到達した折には、青年から中年へと一抹の寂しさを感じもしましたが、正直言って、これ程元気で還暦を迎えることができたのはいささか想定外で、感謝の念でいっぱいです。


 今年の年賀状にも書きましたが、現在では8掛が正味年齢であると受け止めております。60×0.8=48歳!です。幸いなことに、どこといって不調な部分は見当たりません。歯もこの十数年来歯医者さんのお世話にならず、裸眼で文章もパソコンもこなしております。そして、この四月から名古屋商科大学大学院にて税法を教えておりますが、先々週、先週の土・日の丸四日間、午前10時から午後5時までの連続集中講義を中味はともかく(!?)ほとんど立ちっぱなしでこなしてきました。今週も本日から4日連続にて東京出張が入っておりますが、元気に往復するつもりです。気力・体力が充実している証拠といえます。


 大学院の講義では、重要租税判例を直接当たる機会も増え、ハウツウものや通達の世界とは一味違った勉強の雰囲気を味わっております。このまま60代を今の調子であせらず、気負わず、自然体で巡航速度を維持していけたらいいな、と念願している次第です。


 今日は東京からトンボ帰りして、家族全員(勿論、初孫の和奏を含めて)並びに事務所職員と一緒に、夕方会食をすることになっております。定番である赤いチャンチャンコはご遠慮したいと言ったら‘健康は健脚から’と履き心地のいいスニ−カ−といつまでもお洒落に気を配るようにという期待を込めてネクタイをいただけるそうです。実にありがたいことです。丈夫に生んでくれた、今は亡き両親に改めて感謝します。今週末にでも早速お墓参りして、「元気に還暦を迎えることができました」と報告をしに行ってきます。


 申し遅れましたが、小生がこうして大過なく、税理士の業務や会務をこなしてこられたのも家族や事務所の職員、そして何よりも顧問先皆様方のお陰と心より感謝申し上げます。誠にありがとうございました。



 <和奏(わかな)通信>

 早くも7ヶ月が過ぎ、身長が70pで体重が7sとまずは順調に育っております。小顔でスレンダ−だから、将来は八頭身美人間違いなしと相変わらずのジイジ馬鹿ぶり(!)に一人悦に入っております。髪の毛も女の子らしく可愛くまとまってきました。そして、お座りができるようになりました。そうそう寝返りも打てるようになっています。手の動きも力強さを増してきて、オモチャに興味津々です。軽快な童謡にも敏感に反応しています。とはいえ、一日も早くグランパパに対して顔見知りから卒業してもらいたいです。(トホホ)



(平成19年6月5日、還暦を迎えて   所長 橋本)   





                 



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