|
橋本博孔税務会計事務所 〒453−0801 名古屋市中村区太閤3丁目3番12号 平野ビル3階 Tel: 052-451-8555 Fax: 052-451-8551 |
平成20年11月1日 |
トピックス 〜登録政治資金監査人制度の創設について〜
所長のつぶやき・・・・・・ いつの間にか、日陰ではなく日溜まりが心地よい季節となってきました。今年は心なしか冬の訪れも早いような感じがします。京都や長野方面からは紅葉の便りが届き、この連休も全国各地で行楽を求める家族連やグル−プでいっぱいのようです。 それにしても、経済を取り巻く環境はどうなってしまったのでしょうか。わずか1ヶ月の間に日経平均株価が5,000円超も値下がりしましたが、その後は相次ぐ経済対策もあって9,000円前後にて推移しております。これは1970年代初期の水準にまで逆戻りしたということです。言わずとしれた、アメリカにおける住宅バブルと金融証券化商品バブルの崩壊が震源地です。 冷静になって考えれば、いつまでもあるいは2度も3度もおいしい商品が無限に売れ続けるわけがないのですが、現代の最先端の科学(金融工学)と妙な説得力(金儲けの論理)が人間の理性を良くも悪くも痺れさせてしまうようです。世界に冠たる証券会社や銀行があっと言う間に破綻してしまう、あるいは機能不全に陥る様は驚きを超えて絵空事のようで、正直いってまだピンと来ておりません。 この金融危機は、もはや金融恐慌と表現した方がふさわしいのでしょうが、1929年当時との決定的な相違は世界各国が迅速に協同歩調をとり、破綻の連鎖に歯止めをかけていることです。とはいえ、遅かれ早かれ実体経済への厳しい影響は国内経済と国民生活にとって避けては通れないものとなっております。 アメリカ経済の不振と円高のダブルパンチにより、まずは自動車産業が悲鳴を上げました。輸出が主力の産業もそれに続いております。全国的に見て元気印が目立つ東海地区では、これらの影響をもろに受ける企業が目白押しです。季節社員・パ−トを始めとして雇用環境も急速に悪化していくことでしょうし、下請・中小企業へのしわ寄せも現実のものとなってきております。アンテナをしっかり張りめぐらして、情報を的確に分析し迅速な行動がいよいよ求められることになります。と同時にいたずらに一喜一憂せず、足許を固めて堅実な生活スタイルを守るということが基本でもあるように感じている次第です。 <和奏(わかな)通信> じいじが愛する和奏が先月、満2才の誕生日を迎えました。時に熱を出したりして(そうそう先日も軽い脱臼を経験しております)周囲の者を心配させましたが、まずはすくすくと育っております。保育園での生活にもすっかり慣れ、家と保育園に、そしてじいじとばあばの実家と絶妙な3分割の生活スタイルが和奏の成長にとっても好循環となっております。 この結果、娘夫婦の負担軽減にもなり、家内の生き甲斐にも刺激を与え、小生には‘いいとこ取り’しても非難されないで済むというように周りもすべてハッピーにしてくれています。 小生から和奏へのプレゼントは3冊の本でした。内容もさることながら、題名だけからしても、小生の意は十分に伝わると思われますのでここに紹介しておきます。 「うちのおじいちゃん」 「ママだいすき」 「いつもいっしょ」 (平成20年11月1日 所長 橋本) |