事務所通信

橋本博孔税務会計事務所

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平成２１年１２月１日

　トピックス　～年末調整について～

　早いもので、今年も年末調整を行う時期になりました。年末調整に必要な証明書類等が、金融機関、生命保険会社等から送られていると思いますので、保険料控除申告書等に必要事項を記入の上勤務先へ提出してください。

　今回は、年末調整に関する注意点並びに留意事項をご案内します。

　尚、ご質問等は幣事務所へお気軽にお寄せ下さい。

	１　昨年と比べて変わった点
	今年は、昨年に比べて変わった点は、特にありませんが、個人住民税における住宅借入金等特別税額控除制度の創設に伴い、給与所得の源泉徴収票の記載事項に関する所要の整備が行われました。具体的には、源泉徴収票の摘要欄に下記の金額等を記入します。　〔１〕住宅借入金等特別控除可能額　　　　所得税源泉徴収簿の｢住宅借入金等特別控除額⑳｣欄の金額　〔２〕居住開始年月日
	２　年末調整の対象となる人
	（１）　１年を通じて勤務している人　（２）　途中入社した社員の内、前職の源泉徴収票を会社に提出した人　（３）　年の途中で退職した人のうち、次の項目に該当する人　　　・死亡により退職した人　　　・１２月中に支給期の到来する給与の支払を受けた後に退職する人　　　・パートタイマーとして働いている人などが退職した場合で、本年中に支給を受ける給与の総額が１０３万円以下である人
	３　年末調整の対象とならない人
	〔１〕上記２の（１）に揚げる人のうち、給与の収入金額が２，０００万円を超える人　〔２〕年末調整を行うまでに「給与所得者の扶養控除等（異動）申告書」を提出していない人　〔３〕年の途中で退職した人のうち、（２）の③に該当しない人　〔４〕非居住者　〔５〕継続して同一の雇用主に雇用されていない、いわゆる日雇労働者（丙欄適用者）など
	事務所からのお知らせ事務所のメールアドレスが変更になります。お手数掛けますが、お手許の弊事務所のアドレス変更をお願いいたします。アドレスはトップページをご覧下さい。従来のアドレスは平成21年12月中は使用できますが、できる限り今後は新しいアドレスをご利用願います。

所長のつぶやき・・・・・・

　　いよいよ師走のスタートとなりました。我ながら陳腐と思いながら、１２月号は毎年こんな書き出しで始まっております。時候の挨拶でも、「１年があっという間に過ぎましたね」という言葉が多く飛び交うことでしょう。

　この１年間をふり返り周りを見渡せば、様々な辛いこと悲しいことが随所に見られました。お蔭様にて小生にあっては、健康でそれなりに小さな喜びも味わうことができたという、充実した気持ちで肯定的に受け止めています。加えて、この１週間前後は晴天に恵まれ、小春日和という言葉がぴったりの日々が続いており、一層心を穏やかにしてくれます。もっとも、冬物商戦の勢いを削いでしまうという点では痛し痒しですが、懐の寂しい庶民の暮らしにとっては、暖冬で出費が抑えられ、気持ちも財布も優しくさせてくれます。

　そのせいか、忘年会シーズンが到来といっても、一昔前のように１万円会費と言う声はあまり聞こえてこなくなり、５千円会費が主流とか。飲み放題が定番となり追加料金を気にすることなく、痛飲し、決められた時間がくればさっとお開きになり、恒例の二次会でスナックやクラブへ繰り出すという雰囲気も（一部を除き）ぐっと少なくなっているようです。小生も副会長を退任し最初の忘年会シーズンを迎えますが、その数が半減し、嬉しいようなちょっぴり寂しい複雑な心境です。

　政治の動向も、鳩山総理の不透明な政治資金問題に加え、来年度の予算編成に向けた動きも何やら迷走気味です。特に気になるのは政治家の言葉の軽さです。国民に夢を語るのは、それはそれで大きな役割を果たすのですが、実現に向けた理論的根拠と不退転の決意があって、初めて重みのある心に響く言葉になるのではないでしょうか。

　思いつきの発言であったり、直後に言い訳めいた補足説明が続いたりしては、折角芽生えた政治改革、景気回復への期待感が、どの政党も当てにならないという諦めや不信感に国民を走らせてしまいかねません。自戒をこめて、これではいけないとつぶやいております。

　さて、これからの忘年会シーズンに向け、“飲むならVSOPで行こう”と思っています。
VSOPとはブランデーで最高級品に与えられている称号です。Very Special Old Paleの略です。これをもじって

　　　　Vは　バイタリティーのV　　　　　Sは　スペシャリティーのS

　　　　Oは　オリジナリティーのO　　　Pは　パーソナリティーのP

　こんな魅力的な人間を目指したいと思っております。

　この1年間、大変お世話になりました。とはいえ、年末調整事務を始めとしてこれから繁忙期に突入します。お互いのご健勝を心より祈念します。

　＜和奏（わかな）通信＞

　先月、和奏は3歳を迎え七五三のお宮参りを6人の応援団とともにしてきました。幸い好天に恵まれ、初孫の順調な成長振りに改めて感謝したものでした。ところがその翌日、体調が優れず、結果は新型インフルエンザでした。症状は軽く、次の日には元気になりましたが、1週間程自宅療養となりました。

　保育園からは半分以上の園児が罹患し、登園の自粛の連絡がありました。インフルエンザの猛威をまざまざと見せ付けられました。休園中、和奏は自宅でたっぷりと遊んでもらい、満たされた時間となったようです。怪我の功名というのでしょうか、早く寝る習慣も身についたようです。

　我が家で夕食しての帰り際、「ばあば、また明日来るからね。待っててね。」という言葉をかけられ、孫離れを覚悟しなければと思い始めた妻は、この殺し文句にあっけなく撃沈（！）小生に語ってくれる時の幸せそうな笑顔といったらありません。まだまだ当分孫離れなんてできそうにもない今日この頃です。

（平成２１年１２月１日　所長　橋本）　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

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