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橋本博孔税務会計事務所 〒453−0801 名古屋市中村区太閤3丁目3番12号 平野ビル3階 Tel: 052-451-8555 Fax: 052-451-8551 |
平成22年9月1日 |
トピックス 〜取引相場のない株式の評価について T 〜
所長のつぶやき・・・・・・ 暑中お見舞い申し上げます (再掲!) 立秋や暑処という伝統的な季語が今年こそ実感の湧かない年はありません。例年でしたら、見出しも「残暑お見舞い」となるのですが、今年は9月の半ば、ひょっとしたら秋分の日あたりまで、盛夏となりかねません。日中の日差しはまだまだ夏本番の雰囲気です。猛暑、熱帯夜、熱中症といった言葉が会話や新聞・雑誌にこれ程頻繁に出てくることはまさに想定外でした。 さて、政治の分野でも、熱を帯びてきました。国政の分野では本日、民主党の代表選がスタ−トします。政治の世界も日本の気候に合わせるように涼風が止まって湿度の高いまま、寝苦しい熱帯夜を再現しております。1年前には本格的な政権交代による台風一過の秋晴れを期待していたのですが、もののみごとに裏切られ、本格的な論戦がないまま出口の見えない政治不況へと悪循環の様相を呈しております。 とりわけ、昨今では実力不相応の超円高で、せっかくの景気回復も暗雲が漂ってきております。「政治は二流、しかし経済は一流」という言葉も既に死語に近いのですが、海外の動向を見ても、ますます政治と経済の一体化が強まっており、経済の悪化を食い止めるべく、政治力によってドル安、ユーロ安を誘導しております。そして、その格好のタ−ゲットに“円”が晒されております。 政治の無策と混迷が見透かされ、鬼の居ぬ間の洗濯とばかりに日本経済が欧米、更には中国等の新興国に翻弄されているのが現状です。しかも、この傾向は現在だけでなくこの二、三年は継続する雲行きであるということです。 一方、日本の「食糧」の確保に向けた議論も活発になっています。新興国を中心に経済力の向上と軌を一にして肉食化が進み、穀物への需要が飛躍的に高まってきております。事実、食糧でも輸出大国であった中国が、ついに本年度トウモロコシの純輸入国になったのが象徴的です。 既に大豆では中国が世界で最大の輸入国になってから久しく、この傾向は強まることはあっても、弱まることは考えられず、インドや東南アジア諸国も同じ傾向を見せており、その速度はますます早まるばかりの状況です。 異常気象が常態化してきた今日、大半の食糧を輸入に頼っている日本は経済にまだ余力があるうちに、農業政策を根本的に見直し、小規模な自作農政策を根本的に改め、産業としての農業立国を目指し、がんじがらめの規制を撤廃する方向で大きく舵を切ってもらいたいものです。 小生も8月には身の丈にあった内需拡大に貢献しております(!?)。事務所のエアコンが寿命を迎え、省エネタイプに更新しました。また、東京での研修会の参加に合わせ、娘と会い浅草でサンバカ−ニバルの見物をしてきました。炎天下での激しいリズムと踊りでしたが、しばし暑さも忘れ元気をもらった感じで日本の夏を楽しむことができました。 (平成22年9月1日 所長 橋本) |