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橋本博孔税務会計事務所 〒453−0801 名古屋市中村区太閤3丁目3番12号 平野ビル3階 Tel: 052-451-8555 Fax: 052-451-8551 |
平成22年10月1日 |
トピックス 〜取引相場のない株式の評価について U〜
所長のつぶやき・・・・・・ 秋がやってきましたね!“暑さ寒さも彼岸まで”という諺が死語にならなくてほっとしております。最近では日中でも風が心地よく、思わず見上げた空にはもう積乱雲は見あたらず、柔らかい雲がたなびいております。とはいえ、昼間は30度前後も珍しくなく、そうかと思うと夜は夏用掛布団では朝方になると肌寒く感じる今日この頃です。なにはともあれ、実りの秋、本番を迎えました。長い上り道を汗を拭き拭き登りきって、ようやく頂上に辿りついた心境です。 それにしても「内憂外患」という言葉がぴったりくる世相となっております。アメリカやEUから押しつけられたドル・ユーロ安、円高の影響で、ようやく立ち直りかけた日本経済も年末にかけて暗雲が垂れこめてきております。日本経済の実力に伴う円高でしたら、マイナス以上のプラス要因にて不安を一掃することも可能でしょうが、政治の貧困から、日本は欧米のみならず韓国や中国等からもババ抜きゲームの円高を押しつけられて苦吟している状態です。 他方、民主党菅政権も小沢一郎氏を抑え込んで幸先よく再スタートを切ったのも束の間、尖閣諸島海域でのトラブルに巻き込まれ、後手後手の決断で早くも迷走気味となっております。苦渋の選択ではありながら、結果としては、内にあっては主権をないがしろにされた弱腰外交と非難され、外からは謝罪に加えて賠償まで求められるという理不尽な突き上げを受ける、まさに「内憂外患」となっております。 ところで、世の中ますますギスギスした関係が蔓延しておりますが、数少ないほのぼのとした文章に接しましたので紹介させていただきます。 日経新聞の9月28日朝刊文化欄からの抜粋です。タイトルは「妻に仕える新・関白宣言」となっております。この「所長のつぶやき」でも7月1日号で「続婚のすすめ」と題して熟年夫婦の円満なコツを伝授(!?)させていただきましたが、もっとわかりやすく夫側の素直な反省をこめたヒントでいっぱいです。 まずは、亭主関白の本来の語源の持つ意味合いが解説されています。曰く、「亭主」は茶の湯で客人をもてなす人のこと。また「関白」は補佐役が本来の役割。したがって、妻をもてなし、補佐することが亭主関白の真骨頂ということになります。 次いで、新・亭主関白の段位の認定について。初段は「結婚3年以上たって妻を愛している人」、五段は「愛妻と手をつないで散歩できる人」、十段は「愛している、を照れずに言える人」だそうです。また「愛の三原則」として、「ありがとう」「ごめんなさい」「愛してる」を恥ずかしがらずに言いましょうと提唱し、妻への返事として、「うん」「へぇー?」「わかった」をお返事三原則として定めております。さて、小生そして皆さんの段位の認定はいかがでしょうか。 実際のところ、子供も完全に手を離れると夫婦という単位が改めて人生の核になってきます。勿論、各々の友人関係を豊かにすることとの同時進行が理想的です。夫婦共通の友人が加わると二人ではなかなか弾まない会話もまったく違った味わいになるのも真実です。 秋の夜長を二人であるいは仲間を交えて、しっとりと、時にはにぎやかに会話のキャッチボールを楽しみたいものです。 (平成22年10月1日 所長 橋本) |