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橋本博孔税務会計事務所 〒453−0801 名古屋市中村区太閤3丁目3番12号 平野ビル3階 Tel: 052-451-8555 Fax: 052-451-8551 |
平成24年2月1日 |
トピックス 〜平成24年度税制改正大綱について[1]〜
所長のつぶやき・・・・・・ 平成24年も1ヶ月が経ち、新年度に向けた動きがあわただしく、遠くで雷鳴が響いている感がします。果たして春を呼ぶ瑞兆なのか、大荒れの前触れなのか、まだまだ予断を許しません。 野田政権が「税と社会保障の一体改革を推進する」という大義名分を掲げ、消費税の増税を明言しました。現在の民主党VS自民・公明の対決は政治理念や将来展望に基づく論争からは程遠いのが現状です。果たせるかな、大阪維新の会の橋下陣営の勢いや発信力をあてにした第三勢力の結集が風雲急を告げ、十数年前の日本新党・細川旋風の再来を予感させます。 確かに、衆議院と参議院のねじれ現象や与野党とも各陣営内部での路線の違いが如何ともしがたいのですから、石原東京都知事が強調しているように、この際、政党・党派を一度思い切ってシャッフルする必要性は大いにあります。利害あるいは選挙区の事情ではなく、純粋に政策や理念に基づく政界再編を念願する次第です。 昨年のエジプトでのビロ−ド革命やつい最近行われた台湾での総統選挙を見聞きすると、あのエネルギッシュな民衆の発言・行動が何故か日本では盛り上がらず残念です。いわゆる無党派層と称される圧倒的な多数派がいつまでもサイレントマジョリティの地位に甘んじているのが不思議でなりません。現下の苦境を「何とかしてくれ」という声は聞きますが「何とかしよう」という行動にはまだまだ繋がっていないようです。民族性? 覇気の喪失? それとも逆説的になりますが、まだまだ豊かさを感じているからなのでしょうか。 このような感じを抱いている最中、とても気になるニュ−スが飛び込んできました。日本経済躍進の象徴ともいうべき貿易収支が実に31年ぶりに赤字になりました。確かに昨年はサプライチェ−ンの寸断に伴う自動車・半導体製品等の輸出の落ち込みや原発事故によるエネルギ−資源の輸入急増、更には超円高現象の定着といった一時的な要因と見ることもできなくはありません。 これが果たして本当に一過性のものなのか、歴史的趨勢なのかはまだ判断できる状況ではありません。とはいえ、27年前のプラザ合意以降の円高の急進、産業の空洞化が待ったなしのところまで来ているのも事実です。「大きい政府」「小さい政府」あるいは成長重視か生活安定か、国民目線からの議論を行ない、お互いに声に出していきたいと思います。 <遼真(りょうま)&和奏(わかな)通信> 二人の孫はすくすくと成長しています。生後4ヶ月の遼真は首がすわり、抱っこしていればニコニコとご機嫌。いたって愛想が良い子です。ところが突然大泣きし始めると、手がつけられません。どこか打ったのか、具合でも悪いのかと心配するのも束の間、おっぱいを飲めばケロッと笑顔に変身しています。 一方、それまでママを独り占めしていた和奏も、遼真が泣き始めると、強力なライバルの前ではやむなく一人遊びをするほかありません。その分、いっぱい可愛がってもらえるじいじやばあばのありがたみが伝わり、こちらとしてはかえって好都合な展開(!?)となりました。 最近ではじいじの家に一人でお泊りすることが、和奏の何よりの楽しみになっております。 (平成24年2月1日 所長 橋本) |