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橋本博孔税務会計事務所 〒453−0801 名古屋市中村区太閤3丁目3番12号 平野ビル3階 Tel: 052-451-8555 Fax: 052-451-8551 |
平成24年9月1日 |
トピックス 〜税と社会保障の一体改革〜
所長のつぶやき・・・・・・ 残暑お見舞い申し上げます。 何ともはや、体感的には8月と変わらない猛暑がなお続いております。それでも救いといえるのが、朝晩はさすがに風が心地よく、玄関ではスズムシが一段と元気に鳴きだしております。 それにしても、政治環境の暑苦しさです。ジトっとしていて、さわやかさのかけらもありません。8月の前半に、民主党と自民党・公明党の合意(談合?)で一面トピックスにあるように、消費増税のみを先行実施する「税と社会保障一体改革法」を成立させました。まずは財務省のシナリオ通りの展開となっております。 ところが、先月末には、三党合意が事実上空中分解して、その他野党7会派から提出された野田首相に対する不信任を意味する「問責決議」が参議院において可決されました。提案理由の一つとして「国民の多くは今も消費増税には反対」と指摘しているにも拘わらず、消費増税賛成の急先鋒である自民党は賛成票を投じました(但し、公明党は棄権)。このような、ねじれ現象の下、特例公債(赤字国債)発行法案や衆議院の選挙制度改革法案をはじめとして、国民年金法改正案、マイナンバー法案等々は全て事実上棚上げとなってしまいました。 とはいえ、以上のような重要法案は国民の生活やプライバシーにも直結しており、必ずしも充分に審議が尽くされているとは言い難く、その意味では、今一度白紙の状態から、国民納税者にオープンな状態で議論し直すチャンスが生まれていると評価することもできます。 今月中には民主党も自民党も選挙の顔となる党首選が行われます。一方、政界の第三極を担うと注目されている橋下大阪市長が率いる「大阪維新の会」も政党要件を満たした上で、様々な潮流を巻き込んで参戦することが必至です。3年前の本格的な政権交替の興奮とは異質ながら、極めて注目すべき政治決戦が早ければ10月にも行われます。 単なる党利党略ではなく、文字通り、「国民の生活を第一に保障してくれる」腹の据わった政治家の選出が現実のものとなるよう、国民納税者一人一人にその眼力が問われていると言えます。内憂変じて無(い)憂になるべく、選挙権の行使の前に我々もしっかりと汗をかくことが必要です。 さて、ロンドンオリンピックや夏の甲子園も終わりました。こちらは様々な感動が生まれ、政争とは違って、さわやかな興奮を味わうことができました。勿論、バドミントンでの無気力な試合運びや審判の意図的な(?)ミスジャッジ等も散見され、人間の欲が絡んだアンフェアな場面にはがっかりさせられましたが、政界の動きと比較すれば、可愛い(!?)ものでした。 加えて、“四海波高し”です。内憂の他に外患も目が離せません。ロシアの首相が国後島を訪問したり、韓国の首相が竹島に上陸を強行したかと思えば、尖閣諸島に上海の活動家が上陸する、あるいは国旗の強奪といった、我が国の領土・領海、主権を巡る周辺国のキナくさい行動が目立つようになっております。 ナショナリズムの発揚は勿論でしょうが、近年になってからは各々の海域に潜在している“資源”そのものに対する陣取合戦の様相を深めております。戦術的にも戦略的にも、短期的な解決は極めて困難でしょうから、長期戦を前提として、理論武装を強めるとともに、平和・互恵・共存という冷徹な思考と毅然たる態度、機敏な行動を貫いていくよう祈念しております。 ≪ 和奏わかな・遼真りょうま通信 ≫ 内憂外患を吹き飛ばしてくれるのは、なんといっても孫たちの成長ぶりです。 和奏は栄・名駅等で開催された恒例のど真ん中まつりに、通っている保育園から参加して、昨年に続いて見事キッズ部門で金賞を獲得しました。大勢の観客を前にしても、楽しく無心になって軽やかなステップを踏んでいる様はやはり十分に可愛い!です。暑さをものともせず、元気いっぱいの姿にエールを送り、じいじはお陰様にて元気のおすそ分けにあずかることができました。 一方、遼真は今月で満一才を迎えます。甘えん坊で母親が見え隠れする距離では大泣きするものの、ほとんど人見知りをすることなく元気に愛敬を振り、周りの人達を幸せに包み込んでいます。半月後の誕生日には確実に一人歩きをしていることでしょう。和奏とは違った活発さを発揮しつつありますが、男の孫ならではの喜びをこれからたっぷりと味わうことができそうで、まだまだ暫くの間、孫自慢が続きそうです。お付き合いの程、よろしくお願いします。 (平成24年9月1日 所長 橋本) |