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橋本博孔税務会計事務所 〒453−0801 名古屋市中村区太閤3丁目3番12号 平野ビル3階 Tel: 052-451-8555 Fax: 052-451-8551 |
平成24年12月1日 |
トピックス 〜年末調整の留意点〜
所長のつぶやき・・・・・・ いよいよカレンダーも最後の1枚となりました。「山装う」という俳句の季語があります。 街中のいちょう並木も、朝晩の冷え込みもあって一段と鮮やかに黄葉を競っております。一方、遠くの山並みを見ると、頂上あたりはすっかり雪に覆われ、本格的な冬の到来です。来週は寒気が強まり名古屋も初雪が見舞われるとか。忙しさに追われ体調を崩さないように気をつけたいと思います。 さて、早くても年明けかと思われた衆議院が解散され、16日が投票日となりました。3年前に政権交代を果たした民主党が自民党を中心とした党派に政権を明け渡すのかどうかが最大の争点となっております。もっとも、マスコミの論調は既に大勢を見越して民主党の負けっぷりが論じられ、終戦直後を彷彿させる新党の乱立と、第三極の本命争いが4日の公示を目前にして一層激しくなっております。 三年前の本格的な政権交代の熱気は雲散霧消していますが、衰退気味の日本経済であるが故に、今後の進路をどのような潮流に託すのか、極めて重要な選挙になるであろうことは間違いありません。口当たりが良いだけの選挙スローガンに惑わされることなく、マニフェスト(この言葉も最近ではすっかり色褪せていますが)の細部にまで目を通していきたいものです。 主要な争点は、 (1)社会保障の財源と給付のあり方 (2)原発を巡るエネルギー政策 (3)農業の発展とTPP(環太平洋経済連携協定)への参加の是非 (4)外交・防衛と憲法9条 (5)地震等、大規模災害対策 (6)定数を始めとする選挙制度の抜本的改革 といったところでしょうか。 全ての項目にコメントできませんので(1)の社会保障の財源と給付のあり方についての考えを述べたいと思います。 既に社会保障の給付費が100兆円を突破している現実があります。内訳としては年金が52兆円で最多。次いで医療が32兆円。子ども手当を含む「福祉その他」として19兆円となっています。年金の自然増をできるだけ抑制する一方、将来の人口減に歯止めをかける子育て支援策の拡充が強く望まれます。 特効薬は見当たりませんので、租税の基本原則である「応能負担」「所得再分配」機能を損なうことなく、財源の見通しをたて、歳出面においては一層の「無駄の削除」「事業仕分けの徹底」「中小企業の活性化」に注力していただくよう念願する次第です。 ≪ 和奏わかな・遼真りょうま通信 ≫ 和奏から「じいじだいすき」から始まる手紙をもらって悦に入っています。和奏も6歳になり手紙を書く楽しみを覚え、せっせと「だいすきカード」を渡してくれます。「ありがとう」「だいすき」こんな言葉は何度言われてもいいものですね。素直な気持ちをいつまでも持ち続けていってほしいなと夫婦で話し合っています。 遼真の方は1歳と3ヶ月が経過し足どりがしっかりしてきました。すべり台やジャングルジム遊びにも盛んに挑戦しております。両手を差し出して「チョウダイ」をしたり、頭をちょこんと下げて「アリガトウ」をしたりする仕草は実に微笑ましく、盛んに愛嬌を振りまいています。 (平成24年12月1日 所長 橋本) |