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橋本博孔税務会計事務所 〒453−0801 名古屋市中村区太閤3丁目3番12号 平野ビル3階 Tel: 052-451-8555 Fax: 052-451-8551 |
平成25年12月1日 |
トピックス 〜国税通則法(税務調査手続)の一部改正〜
所長のつぶやき・・・・・・ いよいよ師走のスタートとなりました。まだピンときませんが、年末調整事務が本格化すれば、慌ただしさとともに年の瀬を実感することになります。 最近、気候変動に関して「ニューノーマル」という表現が使われます。四季の移ろいに関して、春と秋がはっきりとしなくなり、猛暑の夏と厳寒の冬、あるいは長梅雨、旱魃、多発する台風等々、従来の感覚でいくなら異常気象と呼ばれる現象が今後は、それが当たり前と受け止めなければならない、というものです。 ひょっとして数十年後には桜も紅葉も映像の世界でしか味わえないと想像したら、ぞっとします。杞憂であることを願うばかりです。この冬は寒さが一段と厳しいという予報も出されています。ご留意ください。 一方、政治や社会の動向に関しても、なにやらキナ臭い憂鬱な事態が拡がる気配です。 いよいよ安倍第二次内閣の本音が露になってきました。アベノミクスの経済効果によって民心を掴んだところで、「特定秘密保護法案」が衆議院を強行(的)採決で通過しました。確かに、諸外国に比して、日本はスパイ天国と揶揄されているように官民とも防衛や外交機密に関して鈍感であると言われてきました。 そのため、今回の法案では、特定秘密としては(1)防衛(2)外交(3)スパイ活動の防止(4)テロ防止の4分野を掲げ、この特定秘密を漏らした公務員ら8要は準公務員のみならず民間人を含む)に最高で10年という極めて重い懲役刑を化すという代物です。 当初の政府案に対して一部野党との修正協議により「報道や取材の自由」「知る権利」に十分(?)に配慮する規定が盛り込まれましたが、短い審議時間では内容が生煮えのままであったり、行政権力(法令で定める首相、行政機関の長に止まらず末端に至るまで)の裁量によって、不都合な真実を含め際限なく秘密指定が拡がりかねません。 この点、福島で開催された公聴会が印象的でした。通常、公聴会での発言は与野党の推薦によって賛成と反対が相半ばするというのが常識的ですが、見事に全員が反対、時期尚早、乱用懸念のオンパレードでした。何よりも懸念されるのが、何が秘密にされているのか、国民には原則として公開されない点であり、現在はともかく将来の底知れぬ不安が拭えません。 ≪ 和奏わかな・遼真りょうま通信 ≫ 世の中、明るい話題が少ない内、孫の世界では小春日和が続いており、癒されています。 和奏に関して。先日、第58回名古屋市児童生徒造詣作品展に入賞し名古屋市博物館で展示されました。読み書きは結構いい線をいっていると思っていましたが、絵画の方面でも「多くの人々に表現する喜びや楽しさそして大切さを伝えてくれました」(賞状の文面より)との評価をいただきました。早速、何かご褒美を考えなくちゃ! 一方、遼真もようやく言葉が活発になってきました。まだまだ、じいじの理解能力を超える宇宙語(?)が多く、ママの力を借りないといけませんが。お正月までには通訳なしでの会話が可能となりそうです。鼻水をたらしながらも、お姉ちゃんの真似をして元気に走り回っているさまに、忙しさを忘れ、ほのぼのとした心境になっております。 (平成25年12月1日 所長 橋本) |