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橋本博孔税務会計事務所 〒453−0801 名古屋市中村区太閤3丁目3番12号 平野ビル3階 Tel: 052-451-8555 Fax: 052-451-8551 |
平成26年4月号 |
トピックス 〜消費税〜
橋本事務所から顧問先各位へ お知らせとお願い ご承知の通り、本日、4月1日より消費税(地方消費税を含みます)の税率が5%より8%へと引き上げられました。 これに伴い橋本事務所の月額顧問料、法人の決算・税務申告書類作成手数料、所得税や相続税等の税務代理・税務書類作成報酬等々に関しましては平成26年4月1日以降に係るものより本体価格(税抜金額)に8%の消費税を加算してご請求させていただきます。何卒、ご理解ご了承を賜りたくお願い申しあげます。 なお、平成26年3月31日以前分の報酬などに関しましては従前の5%の消費税を加算して請求させていただきます。 所長のつぶやき・・・・・・ いよいよ新年度となりました。上述の通り、消費税率の引上げによる影響が様々な経済取引並びに価格設定に及んでいます。税込価格が基本となっている公共料金、郵便、鉄道、タクシー等は4月1日一斉に新料金体系に移行しております。 追い打ちをかけるように、年金・医療を巡る分野でも負担増が目白押しです。たとえば、国民年金保険料は月額1万5040円から1万5250円へ、介護保険料は月額4966円から5273円へと引き上げられます。 一方、受け取る方の公的年金は0、7%引き下げられ、満額の国民年金が月額6万4875円から6万4400円へ、標準モデルの厚生年金は22万8591円から22万6925円へと引き下げられます。(いずれも6月の受取り分から)。加えて、社会保険診療報酬も消費増税対応分として、初診料が2700円から2820円へ、再診料が690円から720円へ改定されます。 また、高齢者医療に関しても、窓口での自己負担が新たに70歳になった人から順次、1割から2割へと引き上げられます。勿論、消費増税に対する負担緩和措置が用意されている分野もあります。具体的には、住宅ローン減税の拡充と自動車(軽自動車を含む)取得税の軽減です。 この他、法人課税分野においては復興特別法人税が1年前倒しで廃止されることになりました。 いずれにしても、17年ぶりの消費増税となります。平成元年に3%でスタートして、平成9年に5%となり、今回の引き上げで8%へ。さらに、年末までに経済関係の各指標を見極めつつ、来年10月にはいよいよ二桁となる10%へと最終的には引き上げられることになっています。(日経新聞3月29日より) とはいえ、これだけの大増税が敢行されたとしても、日本の財政が安定するかといえば、そうはならないのが現実です。年金に医療などを加えた社会保障関係の給付は年間で110兆円に達し、6年後の平成32年には134兆円にまで増加することが見込まれています。このため、かなり高めの経済成長を実現したとしても、基礎的財政収支(プライマリーバランス)は現状の28兆円の赤字が12兆円の赤字に留まるのがやっとであり、黒字化への道は事実上不可能になっております。 低負担・高福祉はもはや夢物語であり、この先、高負担・低福祉の世界が待っていると覚悟するほかはなさそうです。庶民にとっては、花冷えのする、ほろ苦い春のスタートとなりました。 ≪ 和奏わかな・遼真りょうま通信 ≫ 春を満喫しているのは宿題のない子供たちです。 春休みのため和奏を我が家で預かりました。午前中は習字や書き方。夕方は水泳教室に通わせ同学年の子供たちと交流しました。水泳は大好きなようで、何度も潜って水遊びを楽しんでいました。息つぎがうまくできるようになるまで後一歩のところです。そんな和奏からお礼の手紙をもらいました。「ありがとうございました。さようなら。きょうはちょっとかなしいおわかれの日ですね。4日かん、どうもありがとうございました。おとまりたのしかったよ。わかなより」。泣かせる文章ですね。こちらからも、ありがとう!!。 一方、遼真はスポンジが水を吸収するかのごとく言葉がいっきに増え、大人の会話に加わってきます。2歳半のこの時期は仕草そのものが何かにつけ可愛らしく、少々疲れ気味のじいじには、この上ない「ビタミン愛」の補給源となっております。 (平成26年4月 所長 橋本) |