橋本博孔税務会計事務所

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平成27年1月元旦号



 トピックス 〜「生産性向上設備投資促進税制」について〜


 生産性向上設備投資促進税制は、産業競争力強化法に規定する生産性向上設備等の取得等をした事業者に税法上の要件を満たす場合、一定の税制上の優遇措置が講じられる制度です。

 その概略をお届けします。

 尚、ご質問等は弊事務所へお気軽にお寄せください。




 1.適用期間と優遇措置

 
平成26年1月20日から平成28年3月31日までに取得等をして事業の用に供した場合は、
即時償却又は5%の税額控除(法人税額等の20%が限度)


平成28年4月1日から平成29年3月31日までに取得等をして事業の用に供した場合は、
取得価額の50%の特別償却又は、4%の税額控除(法人税額等の20%が限度)



尚、中小法人等には、生産性向上設備投資促進税制とは別に、中小企業投資促進税制の上乗せ措置として以下のような措置が設けられております。

 【1】 資本金3千万円以下の法人および個人事業者  → 即時償却又は、10%の税額控除
 【2】 資本金3千万円超1億円以下の法人  → 即時償却又は、7%の税額控除



 2.対象事業者



青色申告書を提出している法人や個人が対象です。
対象業種に制限はありません。



 3.対象となる設備



先端性を有する設備(先端設備)A類型と生産ラインやオペレーションの改善に資する設備 B類型 の2種類があります。


A類型の設備
機械装置、工具(ロールに限る)、器具備品、建物(断熱材及び断熱窓に限る)、建物附属設備、ソフトウェア  

但し機械装置以外は一定の設備が対象

B類型の設備
機械装置、工具、器具備品、建物、建物附属設備、構築物、ソフトウェア




 4.対象とならない設備



中古設備・貸付設備(賃貸資産)・海外で使用する設備・生産等設備に該当しない設備

(例えば、本社機能しかない建物、事務用器具備品、福利厚生施設等は、生産設備には該当しません)



 5.取得価額要件



先端性を有する設備(先端設備)A類型と生産ラインやオペレーションの改善に資する設備 B類型 の2種類があります。


機械装置 1台又は1基の取得価額が160万円以上のもの
工具器具備品 1台又は1基の取得価額が120万円以上のもの。他に1台又は1基の取得価額が30万円以上でかつ一事業年度における取得価額の合計額が120万円以上のものも該当します。
建物(断熱材及び断熱窓に限る)及び構築物 一の取得価額が120万円以上のもの
建物付属附属設備 一の取得価額が120万円以上のもの。他に一の取得価額が60万円以上でかつ一事業年度における取得価額の合計額が120万円以上のものも該当します。
ソフトウエア 一の取得価額が70万円以上のもの。他に一の取得価額が30万円以上でかつ一事業年度における取得価額の合計額が70万円以上のものも該当します。




 6.その他



この制度を適用するには、以下のところから証明書等を発行してもらい申告書に添付する必要があります。

A類型の証明書は、○○工業会など (但し、優遇措置の判定には影響しません。)

B類型は、関与税理士等の事前確認書に基づく経済産業局の確認が必要になります。









所長のつぶやき・・・・・・


 新年あけましておめでとうございます。


 まずは、そこそこ元気で、仕事に精励できていることに感謝しつつ、新年を迎えることができました。例年のこととはいえ、年末の実感がないまま、あわただしく12月申告や年調事務を一区切りさせ、事務所と家の大掃除をしているうちに除夜の鐘を聞くことになりました。


 昨年は、1月早々からたて続けに税務調査の洗礼がありました。 事務所内での変化もありました。独立開業以来、事務方の大半をまかせていました職員(義妹ですが)が定年にて退職しました。あと一年、あと一年と引き延ばしてきましたが、やむなく退職することになりました。事務所の経理・庶務全般をまかせて、小生としては煩わしい事務から解放され、好きな仕事や会務に専念することができました。改めて、感謝、感謝です。


 その後任として、長女が子育てを一区切りさせて復帰しました。言わずとしれた和奏と遼真の母親です。仕事もさることながら、二人の孫との貴重なパイプ役であり、≪和奏・遼真通信≫の情報源としての役割も発揮してくれています。


 ベテランの男性職員もいつの間にか60才前後になっておりますが、まだまだ当分の間、現役として事務所の屋台骨としてがんばってくれそうなので、皆様方には安心していただけることと存じます。










 ≪ 和奏わかな・遼真りょうま通信 ≫


 
和奏にとって12月はお気に入りの月でした。ばあばの誕生日祝いに始まって、友達やおけいこ事等でのイベントが目白押しでした。ピアノのクリスマス会では、やや緊張しながらも、何とか一曲(映画「アナと雪の女王」より『雪だるま作ろう』)を弾き終えることができました。春先から始めた習い事ですからささやかな一歩です。とはいえ、じいじには不可能な領域に達していることからすれば、長足の進歩といえます。


 恒例のクリスマスプレゼントとしては、女の子らしいシール、新3年生用の漢字一覧表パネルの他に「アナと雪の女王」を題材にした、なかなか洒落た双六をサンタさんからいただいたようです。サンタさんからのプレゼントであると素直に信じていることが何ともほほえましいです。


 またお姉ちゃんぶりを発揮して、車好きな遼真からの言伝(ことづて)として「りょうまくんはニッサンセレナのミニカーがほしいです。」とお願いの手紙を書いておりました。


 じいじの家での年末のおもちつき、お正月には橋本ファミリーが全員集合する旅行等、と1月も楽しいことがいっぱいありそうです。「福は内、福は外」と、ほっこりした心境になっております。


(平成27年元旦  所長 橋本)   






                            


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