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橋本博孔税務会計事務所 〒453−0801 名古屋市中村区太閤3丁目3番12号 平野ビル3階 Tel: 052-451-8555 Fax: 052-451-8551 |
平成27年6月号 |
トピックス 〜ふるさと納税〜
所長のつぶやき・・・・・・ 初夏の風が心地いいです。とはいえ、梅雨入りを前に日中の気温が30度を超える真夏日が珍しくなくなっております。最近では、箱根山に続き屋久島町の口永良部島で火山の爆発的噴火があり、全島民の避難を余儀なくされました。一昨日も小笠原沖で震度5強の強い地震がありました。「天変地異」という言葉が妙に説得力をもっている今日この頃です。 さて、先月の話題は何と言っても、橋下大阪市長が熱く提唱していた「大阪都構想」を巡る住民投票でした。今回の住民投票は単なる民意を示すのではなく、法的拘束力を持つという点や200万人超という桁違いに多い有権者による直接民主主義の実現等々、衆議院選挙に匹敵するか、それ以上の注目を全国的に集めていました。 結果は大接戦の末、70万票対69万票という文字通りの僅差で否決されました。確かに、神奈川県と横浜市、愛知県と名古屋市のように大規模政令都市と県との重複(二重)行政の無駄・非効率の解消という問題提起は革新的なものでした。但し、一方で地域住民の暮らしや福祉がこの改革によって改善されるとは必ずしも言えず、誰のための、何のための行政改革なのかという疑問点が解消されていなかったようです。 このことは、近年行われた平成の大合併でも言えます。従来の小さい単位の自治体が消失し、広大な地域を擁する中核市が全国で続々と誕生しましたが、住民の利便性という視点からはその低下が否めません。こうした漠然とした不安や不満が大阪市民の中にもあったように思われます。 それにしても、橋下市長の弁舌の巧みさ、大衆心理のコントロールのうまさは超絶でした。深夜の記者会見の場でも、そのエンターテナーぶりが如何なく発揮され、見ていた人は誰もがあの「潔さ」に「すがすがしい」とエールを送ったかと思います。しかしながら、何億円もの広報宣伝費を使い、「大阪都構想が実現しなければ大阪はダメになる」と公言し、対立する政治家や言論人を完膚無きまでに攻撃していたのも事実です。この落差は何なのでしょう。 会見では政界引退を表明しました。来年の参議院選挙に向けて水面下の駆け引きがあるのか、ないのか、与野党ともに無関心ではいられないでしょう。関西のみならず全国トップクラスのタレント芸能人としての可能性を含めて、当分の間は台風の目であり続けるのではないでしょうか。 ≪ 和奏わかな・遼真りょうま通信 ≫ 和奏も3年生になり心なしかしっかりしてきました。先月には早くも運動会がありました。紅白対抗戦でクラスが一体となって盛り上がったようです。最近のトピックスとしては一輪車に挑戦していることです。親ではなかなか教えられず諦めていましたが、幸い一輪車の講習会に参加する機会を得て毎週喜んで出かけています。一輪車に乗れることが自信につながればと今から楽しみにしています。 遼真の方は、高い滑り台やブランコがいつの間にかできるようになるなど、怖がりやが徐々に克服され、すくすくと育っております。和奏よりもおしゃべりで、いっぱしの会話はできるもののカ行とサ行の発音がはっきり言えず、舌足らずの言葉が混ざり可愛らしさは格別です。「時間よ止まれ」という矢沢永吉的心境になっております。 (平成27年6月1日 所長 橋本) |