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橋本博孔税務会計事務所 〒453−0801 名古屋市中村区太閤3丁目3番12号 平野ビル3階 Tel: 052-451-8555 Fax: 052-451-8551 |
平成27年8月号 |
トピックス 〜財産債務調書について〜
所長のつぶやき・・・・・・ 暑中(猛暑)お見舞い申し上げます。 35度を超える猛暑日が続いております。熱中症対策として水分、スポーツ飲料等の補給と体温調節機能が低下しないよう、ご留意ください。加えて、栄養バランスを常に意識して、冷たいものに頼りすぎず、香辛料や味付けに工夫をして、肉・魚に野菜を満遍なく摂取していきたいものです。 また、睡眠不足も免疫力の低下に直結しますので、ちょっとした午睡も利用する等、心身のリフレッシュに心掛けることが結局のところ最良の夏バテ対策であるといえます。 先月号に続いて、集団的自衛権の容認を巡る政治、国会論戦の動向を今回も取り上げたいと思います。 確かに、政治論として日本を取り巻く安全保障環境に大きな変化があることは疑いありません。しかしながら、そうだからといってかつての米ソの冷戦時代や朝鮮戦争当時と比較して、国際的な緊張関係が今のほうが格段に高いとも思われません。もっとも、北朝鮮や中国といった近隣諸国の動向は十分に警戒をしなくてはならないのも事実ですが。 それにしても、衆議院で三分の二を制している与党の驕り?とでも言いましょうか、安倍総理のブレーンや側近諸氏の放言、問題発言には開いた口がふさがりません。つい最近も、磯崎首相補佐官の発言が飛び出しました。「安全保障関連法案の重要性に法的安定性は関係ない」「政府の解釈だから、時代が変われば必要に応じて変わる」云々。 憲法解釈と税法解釈とでは次元が異なると承知しているものの、租税法律主義(憲法を頂点とする法律体系)を常に意識している小生の感覚でいくと、今般の憲法解釈変更は、例えば国税庁長官が有識者からの答申があったから永年積み重ねてきた税法解釈を税法改正を経ずに行政裁量として変更すると宣言するに等しく、受け入れられるものではありません。 確かに戦後の極東地域の環境変化に対応して、警察予備隊から自衛隊に改変され、防衛庁も防衛省に格上げされてきております。ここまでは、何とか自衛権の範疇での説明が可能でした。 昔、砂遊びをして、山を崩さずにどこまで削り取ることができるかハラハラどきどきしたことを思い出します。集団的自衛権にまで踏み込むことは、まさにこの山を崩壊させかねない第一歩という感覚がしてなりません。 どうしてもと言うのであれば、憲法を改正して、新たに『普通の軍隊を持つ』という山を用意して国民の合意を求めるのが筋といえます。真摯な議論が行われることを期待しつつ、かつて揶揄された「経済は一流、政治は二流」が再現しないことを願うばかりです。 さて、気分を一新すべく、一服の清涼剤として毎年恒例になっている第一生命の「サラリーマン川柳」の優秀句を以下に数点ご紹介させていただきます。 ・ 皮下脂肪 資源にできれば ノーベル賞 ・ 沸きました 妻よりやさしい 風呂の声 ・ ダイエット ありのままでと 諦める ・ 株高も もってなければ 意味はない ≪ 和奏わかな・遼真りょうま通信 ≫ 和奏は夏休みを満喫しているようです。7月のピアノ発表会では黒鍵を使えるまでになりました。 一緒に出かけた志摩スペイン村では飾り付けの豪華なメリーゴーランドにご機嫌でした。一泊旅行の帰りがけに重いバッグを自分で持ってスキップしながらママのところに駆けていきました。さびしいような、でもこれが真っ当なんだといささか複雑な心境でした。これからも、キャンプに北海道旅行、お盆には再び我が家に、と楽しみがいっぱいです。 遼真は、会えばいつもジイジ!と甘えた喜びたっぷりの大きな声で迎えてくれます。月に2、3回しか会えないのが玉に瑕ですが。 (平成27年8月1日 所長 橋本) |