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橋本博孔税務会計事務所 〒453−0801 名古屋市中村区太閤3丁目3番12号 平野ビル3階 Tel: 052-451-8555 Fax: 052-451-8551 |
平成27年11月号 |
トピックス 〜マイナンバー制度事前準備のご案内〜
所長のつぶやき・・・・・・ 手紙の書き出し風に言えば「錦秋の候」という表現になりましょうか。朝晩は肌寒いというよりも厚手の掛布団や毛布が欲しくなる季節となりました。 月が改まり、小生もやっと一息ついたという心境です。というのも、先月10月は税務調査の立ち合いをこなしつつ久方ぶりに会務の方で忙しくしておりました。 皮切りが初旬に行われた、日税連公開研究討論会でした。全国を7ブロックに分けて、各地の税理士会が2年に亘って研究してきた成果を発表する日税連の一大イベントといえるものです。小生も30代から7年ごとに関わり、今回で5回目を迎えます。30年ほど前には、日本で初となる大型間接税「一般消費税」の導入が喧伝されていたのを背景に『間接税と税理士制度』という統一論題の下で研究発表をさせていただきました。 その後はどちらかというと役員として関わることが多かったのですが、今回はシニアアドバイザーという助言役で気軽に参加するはずでした。ところが、最終盤になって研究発表当日のチームの司会進行・コメンテーターの役回りになり、退役軍人が現役復帰するという展開になりました。無事に終了してホッとしております。 そして、一週間後には、大阪においてAOTCA(アジア・オセアニア・タックス・コンサルタント・アソシエーション)という日本や韓国をはじめとするアジア太洋州の20か国で組織されている税務専門家団体の国際会議にも参加する機会を得ました。ただし、こちらは各国の代表による研究報告を同時通訳を通して拝聴するだけで至って気楽なものでした。 とはいえ、主要なテーマがBEPS(税源浸食と利益移転)であり、国境を跨いで活動する国際的大企業が、二重課税ならぬ二重控除を可能にする手法で大々的かつ組織的に租税回避を行っていることに関するシリアスな問題提起の場でもありました。国税庁長官も歓迎の挨拶を流ちょうな英語で行い、さすが国際会議なんだと妙に感心させられました。 おまけがあります。翌日には東京に移動して娘夫婦のところで一泊してきました。翌日曜日の大学のホームカミングデーへ出るためでした。卒業後50年、45年を迎えるOB達を中心に記念式典が開催されました。肝心の現役時代に一度も入場することのなかった大隅講堂に正式に入れるという滅多にないチャンスなので出席を申し込んでおいたのでした。当日は晴天に恵まれ、学園内で行われた様々なイベントを楽しむことができました。 さらには、先週の金曜日にも再び東京へ行ってきました。こちらは、日本税務研究センターが主催している資産税の事例研究会への参加でした。この事例研究会には我が国を代表する租税法学者や著名な税理士・弁護士が参加しており、2か月に一度の割合で客員研究員として出席させていただいております。そんなわけで、現役時代を彷彿させる(?)プチ東奔西走となった一か月となりました。 ≪ 和奏わかな・遼真りょうま通信 ≫ 和奏は先月、9歳の誕生日を迎えました。ということはこの孫通信も9年間続いていることになります。誕生日のプレゼントは本が定番になっております。昨年が日本地図でしたので、今年は世界地図にしました。ちょっとむつかしいかなと思いましたが、飛び出す窓口もついており、子供向けのニュースで話題になったりする外国に興味を持ってくれるといいのですが。 一方、遼真にもおまけのプレゼントをしました。ミニカーはそれこそ何十台もありますので、今回は外国製の飛行機のミニチュアにしてみました。気に入ってくれたようです。子供を自慢する親は評価が下がるばかりですが、孫自慢は万国共通でほほえましい限りですので、これからも責任は娘夫婦に任せ、良いとこ取りをモットーにして見守っていきたいと思います。 (平成27年11月1日 所長 橋本) |