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橋本博孔税務会計事務所 〒453−0801 名古屋市中村区太閤3丁目3番12号 平野ビル3階 Tel: 052-451-8555 Fax: 052-451-8551 |
平成28年1月号 |
トピックス 〜平成28年度税制改正大綱 [第1弾] 〜
所長のつぶやき・・・・・・ あけましておめでとうございます。 平成28年がスタートしました。暖冬という長期予報の通り、正月三が日のいずれの日も風もなくポカポカ陽気でした。スキー場は災難でしょうが、全国各地では神社仏閣への初詣、イベント会場にはファミリーや若者が大勢くり出したことでしょう。 我が家では年末に娘・孫らと知多半島への小旅行、正月には夫婦で大阪へ出かけ、住吉大社への参詣といったまずまずの年末年始でした。住吉大社でのおみくじがなかなか意味深なものでしたので、戒めの意味もこめて紹介したいと思います。 小吉で「くらゐ山峯の桜をかざしても 人は物をやなほ思うらん」(藤原実家) 対 人 運 −−− 人に助けられて今日あるを思い出すことです。 金 運 −−− 足るを知ることが大切です。 仕 事 運 −−− 一歩一歩堅実に。 幸運のカギ −−− 身を飾るより心を飾ろう。 なかなか煩悩から脱却できない自身を見抜かれたようで、普段でしたら、おみくじを小枝に結んできたのですが、財布にしまって反省材料にしようと考えております。 なお、小生の今年の年賀状では「春が好き。夏も好き。秋はもっと好き。冬だって好き。」と書き出してあるのを見て「?」あるいは「!」と感じられた方も多いかもしれません。これは季節の話でありますが、人との付きあいにも通じるものとして書いております。 人には多様性と、どんな人にも必ず長所というか秀でた分野があります。苦手な人も、正直いってあまりおつきあいしたくない人士も、中にはいます。だからといってこちらが嫌な顔をすれば相手も敏感に反応するでしょうから、そうではなくて、それもその人の個性なんだと理解するように努めれば意外と親しくなれる可能性もでてきます。 話は変わりますが、テレビドラマでの一番人気は何といっても、日曜の夜9時台に放映されていた「下町ロケット」ではないでしょうか。NHKの「あさが来た」と同様に高視聴率を保持していました。 もともと、作家の池井戸潤作品としては「倍返し」という流行語をつくった「半沢直樹」シリーズの延長線上のものですが、水戸黄門シリーズとはまったく異なる勧善懲悪番組といえます。 原作者の池井戸氏の言葉を借りれば、この作品はヒューマンドラマ、人情劇です。そして「悪いことをしていればいつか露見するし、まじめに誠実に働いていればきっといいことがある」という思いを軸にし、堅実な技術者であり、経営者である佃社長が難局でどんなふるまいをし、どんなことを言うのかと考えて小説を書き始めたとのことです。 残念ながら原作をまだ読んでいませんが、テレビの脚本家・監督の秀逸さが特に光った番組でした。主演の阿部寛さんもさることながら、もじゃもじゃ髪の山崎技術開発部長の演技力もさすがでした。辛口の評論家の言としては、いつも資金繰に汲汲しながらも超難度の技術開発に全エネルギーをそそげる中小企業なんて既に淘汰されてしまって、これはもう過去の時代劇であるとも評価されていましたが、だからこそ、多くの中小企業経営者やそこで働く社員には身につまされつつ、声援を送っていたのではと思われます。 小生としても、まだまだ税理士・教員の現役であるというありがたみに感謝しつつ、ほんの少しでも池井戸氏の言わんとする社会貢献らしきものができたらと、おみくじのご託宣ともども、心してまいりたいと願っております。 ≪ 和奏わかな・遼真りょうま通信 ≫ 和奏は暮れのピアノ教室のクリスマス会で、課題曲「ビビデバビデブー」、生徒数名でのハンドベル演奏をしっかりと発表していました。ママに結んでもらった三つ編みも何となく女子生徒らしくなっており一年一年の成長・変化には感慨深いものがあります。 遼真も保育園の発表会で、オオカミ役を一生懸命に演じていました(残念ながら、こちらはDVD鑑賞でしたが)。いよいよこの4月から年中さんに進級します。 お姉ちゃんと言い争いになることもしょっちゅうで、大抵は泣かされてしまうのですが、お正月にカルタをした際には、和奏が遼真にほとんどの絵札を取らせる様子を見ていると、姉・弟の二人の関係がほほえましく、家族団らんの楽しさを改めて味わうことができました。 (平成28年1月5日 所長 橋本) |