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橋本博孔税務会計事務所 〒453−0801 名古屋市中村区太閤3丁目3番12号 平野ビル3階 Tel: 052-451-8555 Fax: 052-451-8551 |
平成28年9月号 |
トピックス 〜源泉徴収制度について 〜
所長のつぶやき・・・・・・ 残暑お見舞い申し上げます。 9月になりますと、さすがに朝晩は過ごしやすくなったものの、残暑はまだまだ終息しそうもありません。超大型の迷走台風が岩手、北海道に大きな被害をもたらし、北日本を駆け抜けていきました。 名古屋近辺では大事には至らず、安堵しております。とはいえ、今から93年前の関東大震災を教訓に9月1日は「防災の日」と定められ、全国各地で様々な取り組みが行われています。 加えて、地震や津波を引き金とした原発事故に関しても、福島での惨状が段々と記憶から薄れつつありますが、ひとたび炉心溶融・大爆発といった非常事態になれば、広島・長崎に匹敵する被害が想定されます。有名なフレーズとして「わが亡き後に洪水は来たれ!」というのがありますが、政治や経済の話に限らず、身の回りの日常生活でも、思わず、こう叫びたくなる現実が増えてきております。 小生の年齢ぐらいでしたら、この願いは、あるいは叶うかもしれませんが、孫たちの世代においては、東海・東南海地震、首都直下型地震、原発事故等のような非常時に果たして身を護ることが出来る保証はあるのでしょうか。 そんな折、8月28日付けの朝日新聞朝刊、「日曜に想う」欄で編集委員の曾我豪氏が興味深い論評をしていましたので、小生流にアレンジして紹介したいと思います。自然災害(核実験)とゴジラと政治の相関関係を説いております。またまた復活した、映画「シン・ゴジラ」は政治ドラマであると評しています。 初代ゴジラは1954年、第五福竜丸が水爆実験による死の灰を浴びた年に製作されました。この水爆実験で目覚めた太古の怪獣が東京を襲うといったストーリーです。当時小学生だった小生もその時かどうか記憶が定かではありませんが、ゴジラの迫力・威容の記憶が鮮明に残っております。映画の中とはいえ、内閣・国会等の政治の中枢部がどう対処すべきか混乱を極めていましたが、これは現在であってもフィクションではないと実感されます。 この年は戦後の日本の方向性を決定付けた吉田茂第五次内閣の最後の年で、サンフランシスコ講和条約により独立を回復した日本は朝鮮戦争を契機として、自衛隊の創設、独禁法の緩和等々により、事実上の再軍備と高度経済成長、中央集権体制等への体制整備がスタートしました。当時の自由党・憲法調査会(岸信介会長)は改憲要綱を発表しております。 奇しくも、安倍総理は54年生まれでもあります。今夏の参議院選挙で2/3の改憲勢力を得た安倍総理が戦後政治の基本形を改変していくきっかけとなるのか、次の衆議院の解散・総選挙に向けた前哨戦がシン・ゴジラの出現と相俟って始まろうとしております。ゴジラとシン・ゴジラの対比がこんなにもドラマチックな展開になるとは予想もしておりませんでした。 ≪ 和奏わかな・遼真りょうま通信 ≫ 長い夏休みでしたが、行楽があり、特別の行事もあって、あっという間だったようです。一日単位でみればさほど感じませんが、1ヶ月を振り返ってみますと二人とも随分たくましくなったように思われます。 和奏は学童保育で海へ行ったり、恒例となりつつある北海道旅行では、単独での乗馬体験もしたりして引っ込み思案もかなり改善されています。 一方、遼真は「甘えん坊」と「独り立ち」を行ったり来たりしながら自己主張することが多くなっております。夏の名古屋の行事としてすっかり定着した日本ど真ん中まつりに、今年から積極的に参加して、前夜祭を含めて3日間、熱中症もなんのその、元気いっぱいに踊っていました。 (平成28年9月1日 所長 橋本) |