|
橋本博孔税務会計事務所 〒453−0801 名古屋市中村区太閤3丁目3番12号 平野ビル3階 Tel: 052-451-8555 Fax: 052-451-8551 |
平成28年10月号 |
トピックス 〜危急時遺言について 〜
所長のつぶやき・・・・・・ 秋、本番を迎えております。とはいうものの、秋雨前線が行ったり来たりして爽やかな晴天続きとはなっていないのが残念です。それでも、朝方は20度を切り、日中も30度を超えることはなくなりました。 先月は思いのほか、税理士業務に追われ(これが本来の姿で喜ぶべきなんでしょうが)大学院の授業も再開しましたので、土曜日出勤も余儀なくされ、たまの休日も郊外へ散策に出かける意欲もなく、自宅静養というパターンでした。 一度、長島ジャズドリームのアウトレットモールへ出かけましたが、季節商品の入れ替えや、価格帯も中途半端な感じがして、結局のところ、小物を買い求めただけでした。人混みの中をうろうろしていると結構疲れるものです。 あと、佐々木蔵之介主演の「超高速!参勤交代、リターンズ」という映画を見てきました。前作と同様に極小藩に降りかかる陰謀や参勤交代の難渋ぶりと見事な解決策に笑いと共感を覚えるとともに、ほのぼのとした時代劇の良さを改めて実感しました。 さて、アメリカも日本も政治の季節を迎えております。アメリカでは4年に一回行われる大統領選挙が最終局面に入っております。クリントン氏が勝利すれば初の女性大統領になります。片や、トランプ候補は過激な発言を巧みに熱狂的な支持へと誘導し、主に中下流白人層の不満を吸収して泡沫候補から見事に脱却してクリントン氏と大接戦を演じるまでになっております。とはいえ、辛口のマスコミ評によれば、「どちらになってほしいか」ではなく、「どちらになってほしくないか」という前代未聞の選挙戦が展開されております。 一方、日本では参議院選挙の結果を受けて、臨時国会が召集されております。安倍総理は改憲への想いは秘めつつ、当面、アベノミクスの再点火、景気拡大を確実にすべく、超大型補正予算を梃子にして磐石の政権基盤を確立した後、総裁任期の3年延長を手中に収めたうえで、東京オリンピック・パラリンピックを現職の総理大臣として迎え、本命の9条改憲を実現するという中長期的戦略を持っているようです。高い政権支持率を維持し続けている工夫・努力には目を見張るものがあります。 「働き方改革実行計画」「一億総活躍の未来を切り開く」というスローガンは民進党政権でも十分に通用する政策になっております。勿論、内容を精査して、羊頭狗肉にならないよう、国民の監視と深い洞察力が問われることは言うまでもありません。 そのためのヒントがありました。先月号でも取り上げた、朝日新聞の「日曜に想う」(編集委員 大野博人氏)9月11日付けの論評です。「暗闇になくした鍵を探せ」と題して、以下のようなコメントをしております。 風変わりな『街灯の定理』という経済書を紹介する中で、「ある人が鍵を落として街灯の下で探している場面で、なくしたのはこのあたりかと問うと、そういうわけではないが、ここは光があたって探しやすいので、という答えが返ってきた」というジョークを肴にして、この意味することを分析しております。スポットライトを浴びている局面ないしは政策にどうしても目が奪われてしまい、本当に必要な解決策、物指しがわかっていないことがしばしばあるという鋭い指摘です。「目からウロコ」という感が深いです。これまで光の当たっていなかった部分に目を向けるために、時代にあった物指しを見出すことの重要性を強調しております。まさに、傾聴に値する文章でした。 ≪ 和奏わかな・遼真りょうま通信 ≫ 和奏が部活として、合唱部に加え、バスケット部にも所属することになったようです。運動部系に入部することになるとはいささか意外でもありますが、集団生活で何がしか得るものがあれば喜ばしい限りです。 遼真は相変わらず、恐竜にはまっています。先月の誕生日プレゼントに恐竜図鑑を用意しましたが、大喜びでした。10月1日は保育園の運動会でした。「大玉ころがし」等の競技種目に加え、8月の「日本ど真ん中祭り」で銀賞をとった演技も披露して大きな拍手に包まれていました。来年は年長さんとして更に大きく成長していることを楽しみにしております。 (平成28年10月3日 所長 橋本) |