橋本博孔税務会計事務所

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平成28年11月号



 トピックス 〜年末調整とマイナンバーについて 〜


 11月になりこれから年末調整の準備作業が始まります。今年から、個人番号(以下、マイナンバーといいます)の収集確認作業が新たに加わることになりました(すでに収集済みの事業所もあると思われます)。マイナンバーの取り扱いに関しては様々な規制が設けられております。


 今回は、年末調整におけるマイナンバーについて簡単にご案内いたします。


 尚、ご質問等は弊事務所へお気軽にお寄せください。




  Q、年末調整事務に関する全ての書類にマイナンバーの記載が必要ですか?



  A、次の書類にはマイナンバーの記載は必要ありません

・配偶者特別控除申告書・保険料控除申告書・住宅借入金等特別控除申告書



  Q、扶養控除等(異動)申告書には、従業員等のマイナンバーの記載が必要ですか?



   A、原則、扶養控除等(異動)申告書にはマイナンバーの記載が必要になります。


 ただし、扶養控除等(異動)申告書に記載されるべき従業員本人、控除対象配偶者、控除対象扶養親族等の氏名及びマイナンバー等を記載した一定の帳簿を備え付けている場合には、扶養控除等(異動)申告書にはその帳簿に記載されている方のマイナンバーの記載は必要ありません。

尚、この場合の扶養控除等(異動)申告書には備考欄などに「提供済みのマイナンバーと相違ない」旨の記載が必要になります。




  Q、従業員方で氏名や住所、扶養親族等に異動があった場合は手続きが必要になりますか?



  A、従業員の方は、異動前の氏名、住所等と異動後の氏名、住所等を記載した届出書を給与等の支払者に提出する必要があります。

 また、その届出書の提出を受けた給与等の支払者は、備え付けている一定の帳簿をその届出書に基づいて訂正しなければなりません。訂正する場合は異動前の氏名等はその帳簿に記載しておく必要はありません。

 ただし、この届出書に変えて異動の内容を記載した扶養控除等(異動)申告書を提出するか若しくは、当初提出した扶養控除等(異動)申告書の記載内容を補正する形で提出しても差し支えありません。





  Q、扶養控除等(異動)申告書を提出しない方については?

  A、乙欄適用者や、パートタイマーやアルバイトの方などで扶養控除等(異動)申告書の提出をしない方は、年末調整はできませんがマイナンバーの収集は必要になります。



  Q、賃借料や報酬等の支払を受ける者からもマイナンバーの提供が必要になると聞きましたが…



  A、その通りです。平成28 年1月1日以後に支払の確定した報酬等の支払に関する法定調書等には、支払を受ける方等の氏名(名称)・住所等のほか、マイナンバー又は法人番号の記載も必要になりました。

 そのため、報酬や不動産の賃借料など一定の支払をする方がこれらの支払に関する法定調書を税務署へ提出する場合には、支払を受ける方からマイナンバー又は法人番号の提供を受ける必要があります。


   



  尚、いずれの場合にもマイナンバーの提供を受ける際には本人確認を行う必要があります。


 (注)税務署に提出する源泉徴収票や法定調書・市区町村長に提出する給与支払報告書や償却資産税申告書などにはマイナンバーの記載が必要になりますが、本人に交付される書類にはマイナンバーの記載欄はありませんのでご承知おきください。











所長のつぶやき・・・・・・


 やっと秋を実感できる今日この頃です。夏のあの熱気もいつも間にか無くなり、澄み切った空気が心地よいです。皆さんはどんな秋を満喫しておりますか。11月は文化の日、勤労感謝の日と、行楽にもってこいの祝日も用意されております。忙しい日々(あるいは、忙しいからこそ)をぬって遊ぶのもこの季節の醍醐味といえます。


 さて、今号では趣向を変えて《和奏わかな・遼真りょうま通信》の特集号とさせていただきます。こういうことができるのも自前の事務所通信ならではの特権といえます。


 和奏は先月、10歳の誕生日を迎えました。最近では10歳を「ハーフ成人式」とも表現されているようです。確かに生まれてから20歳になるまでの折り返し点であり、乳児、幼児を卒業し、生徒、学生へと心身ともに大きく成長・変化するタイミングにあたります。実際、先日、七・五・三を前にして記念写真を撮った時には、もう落ち着きのある雰囲気が漂っておりました。


 今から10年前、平成18年11月号の事務所通信を引っ張り出しました(ありがたいことに、しっかりと保存できていました)。そこでの「所長のつぶやき」の要約を再掲させていただきます。


 『お正月にはまだ早いですが、ビッグなお年玉をいただきました。先週、長女が女児を出産しました。晴れて!?おじいちゃんになりました。11月初旬の出産予定が10日ほど早まりましたが、母子ともに健康であり、なにはともあれ安堵しております。体重が2730gで、ちょっと小ぶりです。


 それにしても赤ちゃんの顔というのは不思議です。日に日に表情が生き生きとしてきますし、頭部が柔らかいため、見る角度で違った顔立ちになります。このため、必ずどこかは父親似であったり、母親似であったりします。そのうえ、双方の祖父母にもどこか似ている部分が見つかり、初孫に自分の顔を重ねて、全ての人が満足感を覚えます。


 周りの人からも祝福され、小生の頬も緩みっぱなしです。30年ぶりに小さな赤子を手に取ると、片手にすっぽりと納まる小ささに喜びを超えて畏敬の念さえ湧いてきます。早速ながら、日曜日に亡き両親のお墓参りをして、ひ孫の無事の出産を報告してきました。今月号は赤ちゃん特集になりましたが、少子高齢化の折、最高に心温まる話題を提供できたのでは、と思っている次第です。』



 今、改めて読み返してみると面映ゆいのですが、その当時の喜びの気持ちが素直に表現されており、我ながら、うまく表現している!と一人悦に入っております。


 そして、先日の誕生日には以下の手紙を贈りました。


 『大好きな和奏ちゃん、誕生日おめでとう!。いよいよ10歳になりましたね。はやいものです。このごろは一段としっかりしてきました。やはり、1,2年生当時とは違って、着実に成長してきております。135cmという身長は、じいじが中学一年生のころと変わりません。


 日曜日の区民まつりはどうでしたか。合唱部に参加して、早速色々な機会に出番があり、張り切っていることでしょう。バスケットボールも加わり、毎日が忙しくなっておりますが、見かけによらず?和奏ちゃんは身体の芯が丈夫にできているので、へこたれることもないでしょう。がんばってください。


 お誕生日プレゼントに「一期一会」シリーズの本を用意しました。楽しみにしておいてください。和奏と一緒に過ごせることに幸せを感じている、じいじとばあばより。』



 芸能人らは若いころのシーンがふんだんにテレビ等で映し出されますが、こうして昔の思い出を新鮮な面持ちで振り返ることもたまには良いものです。


 一方、遼真は9月に5歳になっております。母乳で育ったせいか、甘えん坊な点はまだまだ抜けきれていません。あちらでスッテン、こちらでゴッツンと生傷が絶えませんが元気者です。とはいえ、七・五・三の記念写真を見ると、結構お澄ましで、まさに『孫(本来の字としては、馬子ですが)にも衣装』といった感じでなかなかハンサムです(ここは祖父似でしょうか!?)。


 一つ、朗報があります。昭和区民まつりのイベントで描いた恐竜の絵が名古屋市内を循環するお絵かきバスに搭載されることになりました。恐竜好きの面目躍如といったところです。滅多にお目にかかることはできませんが、天真爛漫な恐竜に出会うことを期待したいです!





(平成28年11月1日  所長 橋本)   






                                


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