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橋本博孔税務会計事務所 〒453−0801 名古屋市中村区太閤3丁目3番12号 平野ビル3階 Tel: 052-451-8555 Fax: 052-451-8551 |
平成29年8月号 |
トピックス 〜法定相続情報証明制度〜
所長のつぶやき・・・・・・ 被災者の方へ御見舞い申し上げます。 全国的に梅雨明けのはずだったのが、九州北部や秋田・新潟を中心とする東北地方では記録的短時間大雨警報が発令され、河川の氾濫、堤防の決壊等と大規模な災害が頻発しております。被災地域では古老を含めて、こんな激しい大雨を経験したことが無いと嘆息しております。まさに50年、100年に一度とでも言うべき異常現象といえます。 ただし、今年だけの異常気象でしたら、この表現もふさわしいかもしれませんが、実際のところ、来年以降は穏やかに真夏を迎えられるという保証はありません。「ニュウ常態化」というキーワードが最近使用されていますが、かつて経験したことが無いような異常事態がこれからは常態化することも覚悟しておいたほうが良さそうです。台風も発生しており、進路が気になりますが、高温多湿のうだるような暑さの最中、早めの補水、適度なエアコンの利用等心身をしっかりとケアしていきたいものです。 さて、注目の都議会議員選挙では「都民ファースト」を標榜する小池知事陣営が昨年の都知事選の結果を受け継ぎ、圧勝しました。選挙戦の最終盤での稲田防衛大臣のフライイング発言や安倍総理本人の感情的な演説に都民が敏感に反応した結果であり、その後の内閣支持率も急速に下落する皮肉な結果になりました。 その後も、国会では閉会中審査が行われ、加計学園問題やPKOの日報問題で安倍内閣の施政方針を巡って野党が攻勢を強めております。特徴的なのは、安倍総理が一転して低姿勢となり、「『李下に冠を正さず』という言葉があるが、私の友人が関わることであり、国民の皆様から疑念の目が向けられることはもっともなことです」という反省の弁とともに「真摯な説明責任を果たしてまいりたい」と謙虚な対応が目立ちました。 もっとも、野党からは「口調だけは丁寧になったが、中身はまったく丁寧ではなかった」という厳しい反応でした。折りしも、稲田防衛大臣、蓮舫民進党代表の電撃的な辞任が続き、「政治の世界では一寸先は闇」という現実を目の当たりにしております。 いずれにしましても、国民・世論の声に耳を傾ける姿勢が欠けてくると総理大臣といえども民意には逆らえない、という健全なる民主政治の基本がまだまだ機能していると安堵している次第です。憲法改正問題、消費税率の10%への引き上げの実施か再度の延期か、今秋から来年末まで、政治や経済の動向がますます注目されていきます。 政治の潮目が変わる可能性が出てきております。実際のところ、与党のみならず野党も支持率が低調気味です。いわゆる「支持政党なし」層が一段と厚みをましている証拠です。つまり、従来の無関心、諦め派がキャスティングボードを握る状況が出てきております。自分の一票が政治を変えるかもしれない、というチャンスが久方ぶりに巡ってきたといえるかもしれません。 週刊誌等では耳目をひきつけるべく過激な論評、異論続出という現象もあり、それこそフェイクニュース(嘘の情報)まがいも多くなることでしょう。こういう時こそ、自身のポリシーを磨き、鍛えるチャンスです。表層の現象にとらわれない、深層・真相をキャッチできる能力を身に着けていきたいものです。 ≪ 和奏わかな・遼真りょうま通信 ≫ 二人とも夏休みを楽しんでいます。和奏のピアノ発表会に行けなかったので、我が家のピアノで弾いてもらいました。暗譜しているところが凄いです。理屈ではなく、感覚で指が動くようです。 二人だけで電車で行き来することが普通になってきております。進歩というのはこういうことなんでしょうか。和奏から手紙をもらいました。念のため、帰りの乗車の際に千円を渡したのですが、本人としては「借りた」という感覚でした。「返します」という便りとともに、発表会欠席のお詫びのしるしとして、おやつを5個に奮発したところ大層喜んでくれました。普段は3個と決めていましたのでインパクト!があったようです。こんなのどかなやり取りが永遠に続くことは無理にしてもせめて小学生の間は続いて欲しいと真剣に!?願っております。 一方、遼真は甘え上手というか、末っ子の特権といいましょうか、じいじにじゃれてきますね。そこがまた和奏とは一味違った可愛ゆさ!です。年長さんに進級した成果でしょうか、プールではアームヘルパー付きながら大人用の場所で怖がることもなく、潜りもできるようになっております。驚いたことに、お風呂でも髪の毛を洗う際、シャワーをザザっとかけても一向に平気になっているのです。目や耳に水が入るのをあれほど嫌って手こずらせていたのが嘘のようです。 一夏ごとに成長していくさまを実感しつつ、孫から元気をもらっております。 (平成29年8月1日 所長 橋本) |