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橋本博孔税務会計事務所 〒453−0801 名古屋市中村区太閤3丁目3番12号 平野ビル3階 Tel: 052-451-8555 Fax: 052-451-8551 |
平成30年2月号 |
トピックス 〜医療費控除の拡充〜
所長のつぶやき・・・・・・ 寒中お見舞い申し上げます。 日本列島が冷凍庫状態となっております。北海道あたりでは氷点下30度を下回ったとか。名古屋地区でも連日、氷点下を体験しております。先週には久方ぶりの大雪に見舞われ、夜の8時前に事務所を出たものの、豊公橋の手前で完全に車が数珠つなぎになってしまい、家に辿り着くまでに2時間以上かかりました。とはいうものの、気分としては、3日が節分、4日は立春と春の予感を感じさせてくれます。 「今年こそ穏やかな年に!」という願いも空しく、世界情勢は波乱含みで激動を予感させます。やはり、何といっても米国のトランプ大統領の動向でしょうか。先月下旬にスイス・ダボスで開催された世界経済フォーラムの年次総会(通称、ダボス会議)でも、その変幻自在ぶりを発揮しております。一年前、就任早々に離脱を宣言したTPPへの復帰の可能性に言及しました。もっとも、アメリカの利益になる2国間協定を重視する方針は撤回しておりません。マスコミは、早くも「変身」「乱心」という戸惑いの観測気球を投げかけており、日本が中心になって取りまとめた米国を除くTPP 11カ国の協定書の3月における発効へも微妙な影響をもたらすことになります。 次に税理士として注目したいのは「トランプ税制」です。いよいよ、公約の大幅減税が始動します。連邦法人税の税率が35%から21%へと引き下げられます。当初の公約である15%には及ばなかったものの、この大規模減税政策は世界経済に少なからぬインパクトをもたらすことでしょう。世界中に逃避していた留保資金がアメリカへ還流することになれば、我が国も大きな影響を受けます。今後の世界的な税率引下げ競争の動向にも注視していく必要があります。 このほか、いよいよ平昌(ピョンチャン)で開催される冬季オリンピックに北朝鮮が参加表明して韓国との統一チームで競技に参加するというニュースです。核開発への時間稼ぎとともに融和姿勢という絶妙な外交攻勢にアメリカ、韓国、日本の外交戦略は如何に対抗できるのか、その能力と本気度が問われることになります。攻守ところを変えた外交駆け引きがますます活発化する一年になりそうです。 一方、日本発のビックリポン!?の金融犯罪がマスコミを賑わしております。そうです、仮想通貨が何者か、外部からの不正アクセスにより流失したとのこと。確か、数年前にもビットコインという仮想通貨での詐欺まがいの流失事件がありました。今回は、金額ベースで、それを上回り、およそ580億円!もの顧客の資産が行方不明になっている模様です。新手の「コインチェック」という業者がその当事者として登場しております。 小生としては、恥ずかしながら、全くの門外漢であり、なんともコメントしようがありませんが、この仮想通貨という世界が最早、確固たる実態として存在していることを受け止めなければならない、ということです。580億円という桁外れの巨額な金額もさることながら、その被害者が約26万人もいるという現実があります。他の仮想通貨取扱業者の顧客を合わせれば、優に100万人以上の人たちがこの取引に参加しているのです。通常の電子マネーと変わらない金融取引の一手法に既になりつつある現実を直視していく必要を痛感させられました。 ≪ 和奏わかな・遼真りょうま通信 ≫ 正月以来、しばらく二人と会っていませんので、娘にお願いしたところ、早速、二人から手紙が届きました。 和奏からは、題して「親愛なるじいじへ」ときました。ませていますね!? 学校の授業では苦手な算数をがんばっているようです。手芸に興味を持ち、そのうち、ばあばにはエプロンを、じいじにはフェルトの眼鏡ケースをプレゼントしてくれるそうです。楽しみにしております。 遼真からは、サッカーに出るという報告です。字が随分大きくなり、読み書きに自信が出てきたようです。節分にはパパが厄年ということで、近所の八幡さまで菓子投げをするとのこと。沢山拾えると良いですね。 (平成30年2月1日 所長 橋本) |