橋本博孔税務会計事務所

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平成30年3月号



 トピックス 〜産業活性化税制〜


 平成25年度に創設された商業・サービス業・農林水産業活性化税制について平成29年度の税制改正において2年間延長されました。


 今回は、商業・サービス業・農林水産業活性化税制についてお届します。


 詳しくは当事務所にご相談ください。




 制度の概要

 
商業・サービス業等を営む中小企業者等が経営改善に資する設備として器具備品、建物附属設備を取得や製作等した場合に、、取得価額の30%の特別償却又は7%の税額控除(中小企業経営強化税制、中小企業投資促進税制と合わせて年法人税額の20パーセントが限度)が選択適用できるという制度です。(なお、資本金又は出資金の額が3,000万円を超える法人(中小企業等協同組合等を除きます)は、税額控除の適用を受けることはできません。)


 適用期間

 
平成31年3月31日までに指定事業の用に供した場合に適用されます。



 適用対象者

 
認定経営革新等支援機関、商工会議所、商工会、都道府県中小企業団体中央会などのアドバイス機関から経営改善に関する指導及び助言を受けた旨を明らかにする書類の交付を受けた青色申告書を提出する特定中小企業者等及び個人事業主です。



 対象設備

 
  建物附属設備(電気設備、空調設備、店舗内装 等)
                                      1台の取得価額が60万円以上

  器具及び備品(事務機器、通信機器、レジスター 等)
                                      1台又は1基の取得価額が30万円以上


  なおいずれも中古品、貸付の用に供する設備等は原則として対象外です。



 中小企業者等とは、

 
  (1)常時使用する従業員の数が1,000人以下の法人又は個人事業主

  (2)資本金の額又は出資金の額が1億円以下の法人

  (3)資本又は出資を有しない法人のうち常時使用する従業員が1,000人以下の法人

  (4)中小企業等協同組合、出資組合である商工組合、商店街振興組合


  ただし、上記に該当する方であっても、次の方は対象外です。


 同一の大規模法人(資本金の額若しくは出資金の額が1億円を超える法人、又は資本若しくは出資を有しない法人のうち常時使用する従業員の数が1,000人を超える法人をいい、中小企業投資育成株式会社を除きます。以下同じ。)に発行済株式、又は出資の総数、又は総額の2分の1以上を所有されている法人、及び2以上の大規模法人に発行済株式、又は出資の総数又は総額の3分の2以上を所有されている法人








所長のつぶやき・・・・・・


 お蔭様で、事務所通信も250号を迎えることができました。


 昨日の2月28日は、天下の奇祭である伝統の国府宮神社のはだか祭りが行われました。東海地区ではこのはだか祭りが過ぎると春が来ると言われておりますが、その通りの季節になっております。また一説には「3月はライオンのごとく現れ、羊のごとく去っていく」とも言われております。まことに言い得て妙です。月初めは寒暖の差も激しく、大荒れの天気も珍しくありませんが、月末近くになれば春の麗らかな陽気に包まれていることでしょう。


 確定申告も佳境を迎えております。不動産の譲渡や交換、収用といった特殊な事案も若干ありましたが、他に居住用財産の譲渡に伴う3000万円控除や20年以上婚姻期間がある配偶者への居住用不動産等の贈与(2000万円までは税金がかかりません)、相続時精算課税(2500万円までは同じく税金がかかりません)を活用するといった事案もありました。定番の医療費控除のほか、相続税対策としての自社株の贈与、現金贈与という動きも見られます。これらの軽減特例の活用等に関し、事前にアナウンスさせていただいておりますが、税が身近な存在になっていることは喜ばしい限りです。


 さて、韓国のピョンチャン(平昌)で開催されていたオリンピックも閉幕しました。日本人選手の大活躍があり、久方ぶりの明るい話題に日本中が沸いております。メダルの数が長野五輪を上回ったこともさることながら、8位までの入賞者が40名を超え、選手層に厚みが増していることのほうが東京五輪に向けては期待感が増しているといえます。


 中でも、女子のカーリングは従来のマイナー種目から一躍人気種目のトップに躍り出てきました。「そうだね」という仲間内の確認サインが何度もマスコミを通じて喧伝され、早くも今年の流行語大賞にノミネートされております。3時間近い長丁場の緊張感とハーフタイムでお菓子を頬張る様子(通称、モグモグタイム!)の対比の妙に、従来の競技のもつ厳しいイメージを一新した選手と応援団との絆に、注目が集まりました。


 そのほか、スケート競技での団体追い抜き戦(パシュートと言うようですが)、16人もの選手が一斉にスタートするマススタートスケート等、小生にとって、今までまったく知らなかった競技種目も実に新鮮でした。個人個人の体力では見劣りが否めないものの、スポーツ科学の成果とチーム力で北欧勢を凌駕していたのも見応えがありました。これらの活躍はフィギュア部門での羽生結弦選手の圧倒的な存在感も霞むかのごとく見せて(魅せて)くれました。


 当初、深夜に及ぶ競技時間帯といった映像利権に絡む商業主義や北朝鮮選手団の急遽ともいえる参加に伴う政治的駆け引きに鼻白んだ空気がありましたが、やはり超一流アスリートによる競技、演技の持っているすがすがしさを始めとした友情、連帯は閉会式の雰囲気の通り、平和の祭典を実感させてくれました。大きな感動をありがとう!!9日からはパラリンピックが開催されます。こちらの盛り上がりにも大いに期待するところです。










 ≪ 和奏わかな・遼真りょうま通信 ≫


 二人の最近の様子を知りたくて、電話で近況報告を求めたところ、早速、二人から可愛いシール付の手紙が届きました。


 和奏からは「今、学校で大縄をがんばっています。大縄大会で良い記録がだせるよう、がんばって練習しています!祝賀会の時は思ったより人がいて、とてもきんちょうしました。ですが、見事じいじとがあばに花束をわたすことができて、とてもうれしかったです。また、おとまりにいけるのを、とても楽しみにまっています。わかなより。」


 一方、遼真からは、「いま、ぴあにかをやっているよ。どんぐりころころ、ろんどんばしをやっているよ。うら(紙の裏面)には、めいろをつくったよ。やってみてね。りょうまより。」とありました。4月になると和奏は6年生、遼真は新1年生になります!




(平成30年3月1日  所長 橋本)   






                              


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