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橋本博孔税務会計事務所 〒453−0801 名古屋市中村区太閤3丁目3番12号 平野ビル3階 Tel: 052-451-8555 Fax: 052-451-8551 |
平成30年4月号 |
トピックス 〜所得拡大税制の改組〜
所長のつぶやき・・・・・・ 新年度がスタートしました。暦年ベースでは1月1日でしょうが、経済活動の感覚としてはこの4月1日からスタートするというのがなんとなくピンときます。 やっと実現した佐川宣寿財務省前理財局長(前国税庁長官)の承認喚問で大きなヤマ場を迎えた「森友学園」問題でしたが、大方の予想に違わず肝心要のところでは証言を拒否して、決済文書の書き換え(実態は改竄といえますが)に関して「いつ」、「誰が」、「何の為に」、というポイントが全く語られないまま終了しました。その一方で、「安倍総理やその周辺からの圧力は一切無かった」とする明言ぶりとは好対照でした。 少し気になるのが、民間企業で不祥事が露見すれば、経営トップの引責辞任は半ば常識的ですが、官僚機構ではトップが責任を取るということは稀有のようです。行政府の最高・最終責任者として責任を痛感する、という言葉に重みが感じられないのは小生だけでしょうか。仮に自らがまったく関与していないとしても、政治的、道義的な責任の一端を具体的に明らかにする姿勢を期待したいと思います。「官尊民卑」という言葉はまだ死語ではないようです。真相の解明には程遠く、まだまだ息の長い攻防戦が続くものと思われます。 ここで小生なりに誤解を恐れず、やぶにらみ的な解説をしてみたいと思います。 安倍総理について ある意味、身から出た錆びとはいえ、今回の事件の被害者?かもしれません。エリート官僚が、「忖度」(そんたく)せざるを得ない最高権力者であることは間違いありません。惜しむらくは籠池氏という虎の威を借る人物への警戒心が乏しく、脇の甘さが重大なピンチを招いたといえます。最近の内閣支持率の急落も、アベノミクスや働き方改革といった政策の当否ではなく、信頼できないという皮膚感覚の結果が数字に如実に表れております。 総理夫人の昭恵氏について 罪作りな御仁です。総理夫人という、公人とも私人とも断定できないヌエ的な人物の不用意な言動が思わぬ影響を広げ、大過なき人生が送れただろう人々に災厄をもたらしております。近畿財務局の中間管理職の自死が、その最たるものです。自覚がない分、余計に厄介といえます。 よく、「権力は腐敗する」と言います。権力者そのものが独裁化して腐敗するケースよりも、甘い蜜に群がる取り巻き連中の腐敗ぶりを指すことのほうが多いのではないでしょうか。それにしても、安倍総理が夫人を公式の場で一度も叱責していないのはご立派!?というほかありません。 ≪ 和奏わかな・遼真りょうま通信 ≫ 二人はこの春休みを満喫しております。念願が叶って!2週続けて塩川で連泊をすることができます。 和奏は学校で習ったミシン操作にチャレンジして、雑巾をまずまずの形に仕上げることができました。また最近の将棋ブームにも触発され、駒運びに関心を広げております。一方、遼真は自転車に乗れるようになるため、特訓を重ねております。努力の甲斐があって、見事、スイスイと乗れるようになっております。始動する時こそフラフラしますが、漕ぎ始めれば結構なスピードが出て、こちらがハラハラするほどです。 二人とも、身長、体重がいつの間にか増えており、その成長ぶりに安堵するとともに、二人そろって元気に登校する様を想像すると自然に顔が心んできます! 和奏からの「たのしい3日間ありがとう!!4月もよろピクね。またお菓子を買ってね。うるさい弟もよろしく〜」という手紙に幼さからの卒業と長女としての自覚みたいなものが感じられ、じいじとしても心の中で春を満喫しております。 (平成30年4月1日 所長 橋本) |