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橋本博孔税務会計事務所 〒453−0801 名古屋市中村区太閤3丁目3番12号 平野ビル3階 Tel: 052-451-8555 Fax: 052-451-8551 |
平成30年8月号 |
トピックス 〜改正相続法〜
所長のつぶやき・・・・・・ 暑中お見舞い申し上げます 猛暑の日々が続いております。「命の危険に関わる」という今までに使われたことの無いような枕詞付きの表現が実感を伴っております。地震に加えて豪雨の被害が全国的に発生しています。 先週末には西日本豪雨がまだ癒えない最中、日本列島を東から西へ進路をとった台風が襲来しました。幸いにして名古屋周辺部では深夜に強風が吹き荒れたものの大きな被害もなく終息しました。それにしても、台風の進路は日本列島では偏西風に乗って西から東へ、が常識でしたが、まさに逆走していました。従来の常識が通じない異常気象が頻繁になって、異常が異常でなくなりつつある好例といえます。 自然現象と社会事象の相関性は判然としませんが、国内政局も海外の政治動向も異例ずくめになっております。 昨年来の「モリ・カケ」問題も通常国会の閉幕と共に意識的に忘れ去られようとしております。財務省のトップ人事も水面下では様々な駆け引きがあったようですが、結果を見ると文書厳重注意の処分を受けた人物が事務次官へ昇格しております。「一連の問題を真摯に反省し、信頼回復に向けて再生に取り組むのにふさわしい人材を配置した」(麻生財務大臣)そうです。 個個人の心情においては、自分の意志に関係なく「上司からの有形無形の圧力、忖度」の結果であり、「自分には罪はない」ということでしょうか。従来の常識でしたら、組織としてのケジメとして、あるいは結果責任としての辞任が当然とされていたものが、誰も責任を取らないことがまかり通ってしまっています。結果責任の緊張感を欠いた人事は「ことなかれ主義」「ヒラメ志向」を助長し、組織を刷新するどころか、異常を異常と感じない組織風土を醸成するのではないでしょうか。 もっとも、圧倒的多数の公務員にとってはこの上なく迷惑な話です。雲の上の不祥事で納税者、市民から嫌味や厳しい叱声の言葉を浴びつつも丁寧に職責を果たさなければなりません。まだまだ、天候と同様に業務もすっきりしない環境の中でしていかなければならないようです。 海外に目を向けても、アメリカというより、トランプ大統領の個人的な政治信条による保護貿易主義が台頭しています。米中のみならず、EUやロシアも巻き込んでの自国ファーストによる主張がチキンレース化しており、世界の貿易、経済に大きな緊張と暗雲がもたらされようとしております。 加えて、朝鮮半島を巡る米朝首脳会談以降の動向も予断を許さず、あれほど喧伝されていた、CVID(完全、検証可能、不可逆的な非核化)に向けた協議がFFD(最終的、最大限の非核化)というあいまいな交渉にとどまっており、双方の虚々実々の駆け引きが今後も行われることでしょう。 ≪ 和奏わかな・遼真りょうま通信 ≫ 二人とも夏休みを満喫しています。夏休み早々に家族で奈良・京都へでかけました。歴史に目覚めた和奏にとっては日本の古都の佇まいは刺激になったようです。京都にある「漢字ミュージアム」では自分の姓名の平仮名をその基になった漢字で表現するという一風変わった経験もできたようです。 そうそう、携帯電話を持つようになりました。一人で習い事へ行くことも多くなり、連絡の便宜もあって、いよいよ携帯デビューと相成りました。早速、じいじとのメール交換も活発になっております。絵文字を使いこなす等、一見、女子高生とのやり取り!?になっております。 一方、一年生になった遼真は何事にも興味津々で、自動車、恐竜に続いて最近は「ゲゲゲの鬼太郎」「かいけつゾロリ」シリーズの本に夢中になっている由。登場人物を次から次へと教えてくれますが、ついていくことができません。「好きこそものの上手なれ」を地でいっております。 家でじっとしているよりも友達と遊ぶのが性に合っているようで、よく動きまわり、その出来事をまたまた一生懸命説明してくれます。元気いっぱいの二人です。 (平成30年8月1日 所長 橋本) |