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橋本博孔税務会計事務所 〒453−0801 名古屋市中村区太閤3丁目3番12号 平野ビル3階 Tel: 052-451-8555 Fax: 052-451-8551 |
平成30年10月号 |
トピックス 〜消費税の軽減税率制度について〜
所長のつぶやき・・・・・・ 「暑さ寒さも彼岸まで」という諺が健在であることが妙に新鮮に感じられます。隣の畑ではいつの間にか赤トンボが群れており、彼岸花が日本の秋の風情を盛り上げています。またまた大型台風が暴風と大雨を伴い日本を縦断していきましたが、被災地への更なる打撃にならなかったことを祈るばかりです。 内外ともに政治、経済の動向がめまぐるしいです。 良きにつけ(あまり実感がありませんが)悪しきにつけ、アメリカのトランプ大統領の言動に世界が振り回されています。大統領に就任して2年目の折り返し点たる中間選挙に向けてなりふり構わぬディール(取引き)の乱発です。目下の最大焦点は中国との制裁関税の発動合戦です。アメリカの中国からの輸入の半分(2500億ドル)に10%から25%の高い関税がかけられようとしております。更には、中国が譲歩しなければ全ての輸入品に制裁関税を発動することも否定しておりません。 これに対して中国は猛反発して対抗措置を講じており、このままチキンレースを続けていけば泥沼化して、世界経済の成長発展に対する重大なリスク要因となっております。かつての米ソ冷戦の時代はイデオロギーが絡んでいましたが、今世紀の米中を巡る貿易戦争は資本主義と紅い資本主義との経済覇権争いの様相を呈しております。ただし、「自由貿易を守れ!」と標榜しているのが中国であることは何とも皮肉です。こうした経済環境の下で、日本が「漁夫の利」を得るような強かさがないのは今一寂しい点ではあります。 一方、国内政局も新しい展開が始まります。安倍自民党総裁も危なげなく?3選され、明日の2日にも内閣改造、自民党役員人事が行われます。日米の貿易交渉の本格化、対ロ・北朝鮮との戦後外交の総決算という「超」が幾つもつく重要課題に立ち向かうことになります。国会での論戦に加えて、来年の一斉地方選挙、参議院選挙ではどのような民意が発揮されるか、予断は許しません。これらの結果次第では消費税の10%への引き上げ、憲法改正発議にも大きな影響が出るものと思われます。そうした意味では、向こう一年間、国民が主権者であることを自覚しやすいチャンスといえます。 ≪橋本事務所からのお知らせです≫ 久方ぶりに9月に新入社員が入りました。田中徹君です。長谷川君、神谷君の両名も20年以上の長きに亘って事務所の職員として小生を支えてきてくれていますが、如何せん二人とも還暦を過ぎました。新しい勤務体系を整えつつ、徐々に世代交代を果たしていくきっかけになるものと期待する次第です。田中君は15年以上の税理士補助業務を経験しており、小生の愛知学院大学院のゼミ卒業生でもあります。顧問先の皆様方からのご指導ご鞭撻をいただきたく、この場をお借りしてお願い申し上げます。 ≪ 和奏わかな・遼真りょうま通信 ≫ 和奏は今月、12歳の誕生日を迎えます。小学校最高学年として落ち着きと貫禄?が漂っております。ピアノや塾通いと毎日忙しく過ごしており、なかなか塩川に泊まりに来る機会がありませんが、「泊まりに行きたい」という思いを持ち続けてくれることがじいじにとっては何よりも貴重といえます。誕生日には、恒例となっている書籍に加え、電子辞書をじいじとばあばからプレゼントする予定になっております。 一方、先月、7歳の誕生日を迎えた遼真クン。最上級生に姉がいる強味も幸いして学校生活に慣れ親しむとともに、お友達もいっぱいできているようです。それにしても下の児は物おじせず、スーと人の輪に溶け込んでいけます。おしゃべりに夢中で食事に時間がかかりすぎるという弱点もそろそろ克服しないといけませんね。プレゼントした軽グライダーを嬉しそうに飛ばしているさまを見ていると、「やっぱり孫は可愛いもんだ」とついつい頬が緩んでしまいます! (平成30年10月1日 所長 橋本) |