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橋本博孔税務会計事務所 〒453−0801 名古屋市中村区太閤3丁目3番12号 平野ビル3階 Tel: 052-451-8555 Fax: 052-451-8551 |
平成31年1月号 |
トピックス 〜平成31年度与党税制改正大綱速報 −個人版事業承継税制を中心として− 〜
所長のつぶやき・・・・・・ あけましておめでとうございます。 改元の年が始まりました。年末から年始へと元旦を含めて、穏やかな晴天に恵まれました。陽気に誘われて久方ぶりに津島神社へ元日の初詣に出かけました。渋滞と長蛇の列にもめげず、神前では『健康第一』という至ってシンプルなお願いをしました。年賀状にも書きましたように、6回目となる年男にとっての願いはこれに尽きる、というものです。 これからは、お願いよりはこれまでの生かされてきた人生に対する感謝の報告が中心となることでしょう。恒例のおみくじに関しては、敢えて中身を開封せず、年末に一年の結果とおみくじの運勢がどんなになったかを検証(?!)することにしました。 もっとも、4日に行った多賀大社では誘惑に勝てず、その場で開封しました。「中吉」でした。「波のおと 嵐のおとも しづまりて 日かげのどけき 大海の原」というものでした。意味は、波静かな海のように穏やかな運勢にして吉、という期待通りの運勢でした。昨年は叙勲の祝賀会準備に追われ、結構慌ただしい年末年始でしたが、今年は神社巡りと孫らとの触れ合いあり、というおみくじの運勢通りのスタートとなっております。 さて、今年はどんな年になるのでしょうか。どうやら「穏やかな一年になりますように」という願いとは程遠い、荒っぽい展開になる雰囲気が既に立ち込めております。 昨年来の米中の覇権争い、とりわけ関税の大幅引き上げ合戦は米中二国間に留まらずEU・日本を含めて発展途上国にも深刻な影響を及ぼしており、世界経済の不安・後退の様相が現実のものとなっております。経済の先行指標ともいえる株式相場はニューヨークを筆頭に東京を含め全世界の株式市場を揺さぶっております。一日に千ドル・千円単位の乱高下もしばしばで、何かのきっかけで10年前のリーマンショックの再来が何時来たとしても不思議ではありません。 昨日(6日)の日経新聞のトップ記事では、米国のパウエルFRB議長が昨年12月の年2回の利上げ宣言を事実上撤回し「市場は中国経済を中心に世界貿易の下振れを不安視している。金融政策はリスク管理だ。迅速かつ柔軟に政策を見直す用意がある。」という緊急声明を出して、動揺する市場の鎮火を優先する姿勢を鮮明にしています。これを受け、本日の東京市場でも大幅な値上がりで反応しております。とはいえ、ここ暫くは一喜一憂の展開になることでしょう。 もう一つの懸案材料である、10月1日からの消費税の10%への増税と飲食料品・新聞への軽減税率採用の難題があります。加えて、その半年前の4月1日(指定日)前までに請負契約等を締結していれば現行の8%が適用される経過措置の期限まで3ヶ月を切っております。安倍内閣はこれまで2回も増税を政治的に延期しております。 今回は「2度あることは3度ある」というよりは3度目の正直、という公算が大であり、その為に、駆け込み需要や反動減を極力回避すべく税収増の大半を費やして、住宅・自動車を中心とした対応策を31年度予算案に盛り込んでおります。4月の一斉地方選挙、7月の参議院選挙で、その審判を受けることになります。主権者たる納税者・国民の眼力が問われる一年でもあります。 ≪ 和奏わかな・遼真りょうま通信 ≫ 和奏はいよいよ中学生になるための準備に余念がありません。どうやら、部活は吹奏楽部に決めたようです。継続してきたピアノの経験を活かした新しい音楽との出会いを期待したいです。制服の準備も始まり、一歩一歩、乙女の階段を登り始めております。じいじとしては、嬉しいような、ちょっぴり寂しいような複雑な心境です。 遼真はお姉ちゃんの庇護の下、上級生の人気者となっている様子。「下の子は得!」を地でいっております。今年の抱負として、和奏は「元気に明るくあいさつ。病気にならないように過ごす。」遼真も「げんきにあいさつをする。」ということでした。 そういえば、ふたりとも4月から一度も学校を休んでいませんでした。やはり、健康が一番です! (平成31年1月7日 所長 橋本) |