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橋本博孔税務会計事務所 〒453−0801 名古屋市中村区太閤3丁目3番12号 平野ビル3階 Tel: 052-451-8555 Fax: 052-451-8551 |
平成31年2月号 |
トピックス 〜大きく変わった配偶者控除・配偶者特別控除〜
所長のつぶやき・・・・・・ 新しい年も一ヶ月が過ぎました。幸いにして、目を覆うような悲惨な大事件や天災もなく、そうかと言って心を震わすような慶事もない、「めでたさも中くらいなり、おらが春」といったところでしょうか。 とはいえ、テニスファンのみならず、日本中を興奮させてくれたのが、先月26日に行われた、テニスの全豪オープンです。大坂なおみ選手が女子シングル決勝戦で見事初優勝という快挙を成し遂げてくれました!21歳という若さでまだまだ伸びしろのある先の楽しみなヒロインの誕生です。4大大会2連覇とともに世界ランキング1位という金字塔を打ち立ててくれました。彼女の語る「インナーピース」(内なる平穏、平常心)という言葉が大変魅力的です。「それに達すると何も気にならなくなり、集中できる状態」とのこと。 一方、大相撲初場所で遅咲きの優勝を果たした関脇の玉鷲が14日目の取組で初優勝がかかる大一番で、立合い時、仕切り線に拳を付ける所作を一瞬忘れてしまうほどの緊張感で「真っ白になって、いつもどうしていたんだっけ」と、思わず「待った」をしてしまいました。 頂点を極めようとするときの集中力、緊張感に痺れました。スポーツの醍醐味といえます。 それに引き換えると、厚生労働省の「毎月勤労統計」の不正調査問題に関して、不正調査そのものの解明の不徹底に加え、有識者(!?)で構成する特別監察委員会がまとめた「中間報告書」なるものの『泥縄ぶり』にはあきれるばかりです。スポーツ精神の対極にあるような、後味の悪さでいっぱいです。野党がここぞとばかりに問題点の糾明を強調して攻勢を強めているのは当然ながら、流石に、与党の一角である公明党の山口代表も「政治家の監督責任のあり方についても今後議論されてしかるべき」「国会の指摘に対応すべきことがあれば、真摯に誠実に対応すべき」とコメントしております。 かつて、安倍第一次政権当時の「消えた年金」問題に匹敵するものです。様々な社会給付関係の算定根拠となる勤労統計に、ある種の作為があったとするならば、その悪質度は「消えた年金」の比ではなくなります。数千万人といわれる、「消えた給付金」の対象者(現時点で住所がわからなくなって支給できない対象者も相当の数に上るとのこと)に対する政府の責任は決して軽いものではありません。原因の究明に文字通り真摯に取り組み、国民・受給者の不信を払拭することが与党、野党の区別なく政治家の職責といえます。 今年は一斉地方選挙と参議院選挙の年にあたります。国民が主権者であることを実感できる、そして実践できる貴重な年でもあります。官僚は官僚としての矜持を、政治家は政治家としての信念が求められ、一方、国民・納税者には、その「矜持」と「信念」を見分ける眼力が求められています。 ≪ 和奏わかな・遼真りょうま通信 ≫ 先月号で、二人とも一、二学期を通じて一度も欠席がないことを喜んでいたのも束の間、三学期早々にインフルエンザに相前後してかかってしましました。幸い、二人とも予防注射を受けていたこともあり、軽い症状で済み、今は元気に登校しています。やれやれ!です。一週間の自宅待機が強制されましたので、後半は元気なのに学校へ行けないというもどかしさがありました。もっとも、自宅待機中に、ばあばが、いざ出動!となり思わぬ充実の時間がもたらされました。 二人から届いた手紙の一部を紹介します。まずは、和奏から。「ばあばとすごしたときは、そりゃ、楽しかったです。じいじ&ばあばにもらった電子辞書で和⇒英を調べ、体の英語カードを作りました。電子辞書はすぐ調べることができて便利です。他には、はさみ将棋をしました!2回とも私の勝利。ばあばは私に勝ったことは一度もありません。(手心を加えていることは気づいていないようです。これはこれで効果的です)それから、みかんをまたいっぱい送ってほしいです。(ふるさと納税のおかげで十分お応えできます。安心してくださいね)BY WAKANA」。 遼真からは「ぼくは、インフルエンザのびょうきにかかったけど、いっしゅうかんでなおったよ。がっこうですきなじゅぎょうは、どくしょとさんすうだよ。すきなあそびは大なわだよ。りょうまより。」なにはともあれ、健康で元気が一番です! (平成31年2月1日 所長 橋本) |