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橋本博孔税務会計事務所 〒453-0801 名古屋市中村区太閤3丁目3番12号 平野ビル3階 Tel: 052-451-8555 Fax: 052-451-8551 |
令和元年9月号 |
トピックス ~消費税の経過措置~
所長のつぶやき・・・・・・ 残暑お見舞い申し上げます 今年の8月は日本も亜熱帯地域に仲間入りしそうな様相を呈していました。来年の8月に開催されるオリンピック、パラリンピックが今から思いやられます!一昔前でしたら、お盆が過ぎれば日中はまだまだ残暑が厳しいものの、夕方以降になれば、どことなく秋めいて涼しげな風が吹き渡っていたものです。そして夜更けともなれば、虫の鳴き声が勢いを増して季節の変化を実感することができました。ところが、今年は9月の声を聞くというのに、深夜まで寝苦しく、エアコンを適切に利用しましょうとの注意喚起が止むことがありません。 小生も不順な陽気のせいか、珍しく夏風邪を経験し、咳に悩まされる日々が続いておりましたが、ようやく、体調も普段通りまで回復しております。一説によると一回の咳で2kカロリーを消費するとか。体力低下、体調不良の悪循環に陥らないよう、皆様も体調管理にご留意ください。 さて、日本を取り巻く経済、外交、安全保障環境が風雲急を告げております。まずは、気になるのが今後の景気動向です。いよいよ、10月から消費税増税がスタートします。東日本大震災級の天災かニューヨークダウが暴落でもしない限り、もはや、三度目の延期は考えられません。とはいえ、景気動向が弱含みに転じており、食料品等の軽減税率対象品目はともかく、2%とはいえ、標準税率のアップが個人消費を中心に日本経済にボディブローの如く効いてくることは間違いなく、多くの経済学者らは警鐘を鳴らしております。 事実、EU、米国等では金融緩和に舵を切り始めております。金融緩和の余地がほとんど無い日本がもたもたしていると、一気に実質金利差が拡がり、為替面で急激な円高がもたらされる結果、円高不況の再来という悪夢が現実化しかねません。在野系の経済学者の間では、この際、消費税の引き上げではなく、むしろ引き下げを断行し、国債の増発で有効需要を喚起する経済対策を提言しております。経済の素人ながら、小生としても、このような見解を強く支持したい心境になっております。 一方、外交・安全保障分野でも悩ましい展開になっております。具体的には、隣国の韓国との関係が急速に悪化の一途をたどっております。昨年10月の韓国大法院(最高裁)による元徴用工判決が端緒となって、韓国艦艇によるレーダー照射問題などが相次ぎ、お互いに歩み寄れないまま、直近では安倍政権が対韓輸出規制を強化するに至って、遂には日韓における「軍事情報包括保護協定(GSOMIA)」の破棄通告が韓国から一方的になされました。 米国からも深刻な懸念が表明されておりますが、単なる日韓の亀裂に留まらず、朝鮮半島を取り巻く安全保障環境が一挙に流動化しかねず、中国、北朝鮮、ロシア、米国、韓国、日本、あるいは台湾を含めた戦後の東アジア情勢の微妙な均衡状態を根底から揺さぶる契機になりかねません。韓国が日米との緊密な軍事・経済関係を見直して、北朝鮮との連携に踏みこみ、中国との歩み寄りを模索する事態になれば、朝鮮半島の帰趨はまったく予断を許さない展開にならないとも限りません。重大な関心をもって、事態の推移を注視していきたいと思います。 ≪ 和奏わかな・遼真りょうま通信 ≫ 二人にとっては、この上なく充実した夏休みになったようです。とりわけ、お盆休暇中には家族で関西(兵庫、京都)から山陰(鳥取、島根)にかけての観光地、博物館巡りを堪能したとのこと。 和奏から、5泊6日の旅行に対する長文の手紙が届きました。その御礼にお菓子付きの手紙を娘に言付けたところ、早速、メールが返って来ました。曰く、『シュークリーム、ありがとうございました。すごく美味しかったです。手紙、長くてごめんなさい。それほど楽しかったもので。この手紙を読んでじいじたちも楽しんでもらえたら、と思っております。もう夏休みに泊りにいくというのは絶望的なので、二学期中か冬休みに行けたらなと思ってまーす。』早くも次に会うのが待ち遠しいです! (令和元年9月2日 所長 橋本) |