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橋本博孔税務会計事務所 〒453-0801 名古屋市中村区太閤3丁目3番12号 平野ビル3階 Tel: 052-451-8555 Fax: 052-451-8551 |
令和元年12月号 |
トピックス ~年末調整の留意点~
所長のつぶやき・・・・・・ 早くも最後の1ヶ月となりました。例年以上にあっという間!という感覚です。幸いにして、健康で年末を迎えられることに改めて感謝したい心境です。年末にかけて、まだ何が起きるか予測がつきませんが、香港での民主主義を求める動きと、習近平中国指導部の強行策発動のリスク、米中の貿易協議が纏まるか再度決裂するかどうか、更には英国での総選挙結果如何によってBrexit問題が最終的に円満な形でEUからの離脱という決着をみるかどうか等々、重要なテーマの趨勢が気になるところです。 話題は変わりますが、最近、新聞やTVなどで「SDGs(エスディジーズ)」という言葉を見たり聞いたりします。「持続可能な開発目標」という頭文字の略字です。2015年の国連環境サミットの中で採択された国際社会の共通目標となっております。これまでの延長線上で開発を続けていくと、もはや地球そのもの、ひいては人類が持続できなくなるのではという危機感が良識ある世界各国の指導者、企業経営者を含め広範な人々で共有される展開となっております。 このSDGsの目標は気候変動対策が中心とはいえ、貧困・飢餓の克服、初等教育の普及、女性の地位向上を始めとして、17の目標を設定しています。企業の生産部門に加え、投資の分野においてもSDGsの他に「ESG」と言われる環境・社会・企業統治に配慮した優れた企業を対象にした投資がブームになっております。目先の業績以上に地球環境を意識した企業行動に取り組む姿勢が株価に敏感に反応するという傾向になってきております。 閑話休題 先月の21日(木)は何の日でしたでしょうか。そうです、ボジョレヌーボーでした! 同じ日(11月の第3木曜日)に世界中の人が同じお酒を飲むお祭りです。小生のように、アルコールに弱い者でも、この言葉の持つ響きに、なんとなく「はかなさと美味しさを兼ね備えたワイン」のイメージが重なって、深まりゆく秋にしみじみとした感慨になります。ワイン愛好家にとっては特別の日ではなかったでしょうか。ものの解説によりますと、「ボジョレー」とはフランスのブルゴーニュ地方の南に位置するボジョレー地区のことで、「ヌーボー」とはフランス語で新しいという意味です。つまり、ボジョレー地区でその年に収穫されたブドウから造られた新酒のワインということです。 ボジョレーの近郊でワインを作っていたジョルジュ・デュブッフ(のちに、ボジョレーの帝王と称されています)はボジョレーワインの美味しさをもっとたくさんの人に知ってもらうべくパリでボジョレーの解禁を祝うイベントを開催した結果、大成功を収め、それをきっかけに世界中に普及しました。 また、ボジョレーの人気の秘密は製造方法に大きな特徴があります。通常のワインは、収穫したブドウを樽に入れてじっくり熟成させますが、ボジョレーはステンレスタンクの中に入れ、ブドウのアルコール発酵によって発生した炭酸ガスの中に数日間置くだけです。このため、渋み成分が少なくなり、フレッシュな味わいになるようです。この製法の結果、長期保存に適さず、できるだけ早く飲んだ方がいいと言われています。この辺りが「はかなさ」のイメージに繋がっているのでしょう。なお、ボジョレーは白ワインが法律で販売禁止とされているため、赤とロゼのみということも興味深いです。(ダイキンNEWSより) ≪ 和奏わかな・遼真りょうま通信 ≫ 先月、遼真達の小学校で学習発表会があり、2年生は学年全員による(と言っても50名にもなりませんが)「11匹の猫のぼうけん」という劇をそれぞれが猫に扮して一生懸命に演じていました。振替休日の月曜日には我が家で過ごすことができました。こういうパターンは大歓迎です。 そうそう、最近よく読んでいる本の影響で急に外国のお金に興味を持ったようで、1セント、1$・5$紙幣をあげたところ、大喜びしていました。千円にもならない安いお金でしたが、本物を手にして、じいじらへの尊敬のまなざし(!?)に対して効果抜群でした! 一方、和奏は遼真の発表会からの帰り道、父親と並んで家まで歩いていきました。何か、談笑しながら帰っていく様を見ていると父娘のほのぼのとした関係に、思わず、心の中で「!!!」とエールを送りました。 (令和元年12月2日 所長 橋本) |