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橋本博孔税務会計事務所 〒453-0801 名古屋市中村区太閤3丁目3番12号 平野ビル3階 Tel: 052-451-8555 Fax: 052-451-8551 |
令和3年1月号 |
トピックス ~令和3年度税制改正大綱(第1弾)~
所長のつぶやき・・・・・・ あけましておめでとうございます。 今年の年賀状では「心と体に健康を呼ぼう」という標語を掲げております。何かをなすためにも気力と体力が萎えてしまっていては,スタートラインに立つこともできません。幸いにして我が家からも初日の出を拝むことができました。昨年の小生の予測は「大きな波乱も否定できないものの、結果的には小康状態で推移していくのでは」というものでしたが、ものの見事に外れました。今年の予測としては、まだまだコロナの余震が収まらず、昨年以上に「山あり谷あり」という展開でしょうか。経済を先取りするという日経平均株価が2万7千円台を30年ぶりに回復したものの、その内実としては勝者と敗者の二極分化が際だっておりますので手放しで喜べる状態ではありません。 日経新聞の1月1日の社説では「2021年を再起動の年にしよう」と呼び掛けています。その要点は第1の再起動が経済の再生である。「単にコロナ前に戻すだけでなく、デジタル化や雇用市場の改革など新たな経済・社会を切り開く戦略がいる」第2の再起動が民主主義の再生である。「国民の分断をあおる米大統領が登場する一方、中国ではコロナ対策で強権的な都市封鎖等、非民主的・強権的な手法で効果をあげている」状況下で民主主義の真価が問われていること。第3の再起動が国際協調の立て直しである。「その試金石となるのが、コロナ対策と地球温暖化対策である。」と。 いずれも的を射た論評ですが、小生なりにコメントさせていただきます。 第1の経済の再生という点では、当事務所においても持続化給付金、雇用調整金、家賃支援給付金等、様々な支援対策のお手伝いをさせていただきました。昨年末以来感染者数も激増に歯止めがかからず、再度の緊急事態宣言の発出が避けられそうもない状況を踏まえ、医療崩壊を何としても回避することを最優先事項としてメリハリのある対策の実行が求められております。加えて、消費税に関し、令和5年10月以降は日本型インボイス制度の完成型である適格請求書等保存方式の強制適用により従来の免税事業者が取引から排除される恐れを回避すべく、免税点制度に代わる新たなる「限界控除制度」の復活を早急に検討していただきたいものです。(詳細は別の機会に解説させていただきます)。 第2の民主主義の再生に関して。アメリカではバイデン大統領が今月中にスタートします。ようやくにして、トランプ流の分断政策から多人種・ジェンダーの協働が再始動します。ピンチをチャンスに切り替えていく絶好のタイミングでもあります。方や、日本の民主主義の実情について。朝日新聞12月31日社説では「危機に立ちすくむ強権政治」と題して、菅総理に対し、前政権時代の税金で賄われた「桜を見る会」の公私混同、その前後の検察幹部人事への介入等々、権力のおごりを踏襲することなく、少数意見や批判的な見解にも耳を傾ける度量を求めています。 中学校時代に習った、国民主権、権力分立(香港では死語に)、議会中心主義、法治主義などの民主政治の基本原則を再起動させる必要があります。断定口調の「間違いない」、都合が悪くなると「意見を差し控えさせていただく」という国民に寄り添おうとしない強権政治の姿勢のままでは、最近の内閣支持率の急落を見るまでもなく、国民からの手痛いしっぺ返しが待ち受けていることを覚悟する必要があります。 第3の国際協調の立て直し・再生に関しては、まさに、コロナ対策や地球温暖化をこれ以上悪化させないという点では与野党を問わず、また、アメリカも中国も歩み寄れる喫緊の課題といえます。 ≪ 和奏わかな・遼真りょうま通信 ≫ 和奏は4月には中学3年生になり、早くも高校受験を控えることになります。アイドルグループの「NiziU」のファンで、最近ではファッションや容貌にも関心が高まっているようです。身長だけでなく、内面を含めて「女の子」から「女性らしさ」へと新たな進化が始まっております。 一方、遼真は食欲も旺盛になり、我が家での元日の食卓でも、ご飯を何杯もお替わりしていました。いつの間にか、瑛人の「香水」や「NiziU」の「Make you happy」をステップも交えて歌唱するほどになっていました。実に愛くるしいです! (令和3年1月5日 所長 橋本) |