ミトクゴム面白館 10月号

名古屋港に独立行政法人 航海訓練所 所有の練習船
「海王丸」が5年ぶりに寄港しました。2006年10月28日撮影


セイルドリルによって 帆が張られた姿は
洋上の貴婦人の異名をとっているだけあって感動的です。



帆を張る前、練習生が裸足で
ロープ伝いに作業を行います。

無数のロープ名を覚える事と
素足に慣れる事が練習生の第一歩らしいです。
船首には、「紺青」と名付けられた
女神像が輝いています。

                                        画像:管理人撮影

                  

2006年10月30日UP

                                                                                                                 


ミトクゴム面白館 9月号

愛知県は戦火を免れ、江戸や明治期に造られた
祭り山車だしが今だに残っている珍しい地区でもあります。
とは言っても 名古屋市内の山車はたくさん焼失したようです。

名古屋周辺で見られる名古屋型と知多半島に伝わる知多ちた型、
それから犬山型、挙母型、大垣型、高山型などがあり、
それぞれの地区の文化や美意識が個性豊かに山車に表現されています。

06年9月23、24日に 愛知県東海市で
尾張横須賀祭りが行なわれました。
ここは、名古屋型に近い山車が保存されています。

山車を辻で回転させて祭りを盛り上げる「どんてん」が有名です。
実際に、この「どんてん」が目の前で展開しますと
鳥肌ものの迫力があります。

若衆(高校生ぐらいから上か?)が
先輩格の扇を持った人から、気合の入った合図を受け、
5トンもの山車を回転させます。極限まで肩に力が入り、
当然 腰にも膨大な力が加わります。

お囃子の笛や太鼓が絶好調!
渾身の力で 無事回転し終わると
観客から大喝采が沸き起こります。
これが愛知の山車祭りの醍醐味と言えます。
愛知県の山車の特徴の一つは
緻密な仕掛けで動く からくり人形を乗せていることで、
人形のさまざまな所作が見どころになります。

弓を的に射ると、的の中から童子が出てくるという
珍しいからくりも演じられました。

山車が電線にひっかるのを防ぐ為に 
先端が二又になっている棒で
やりすごす場面も見どころの一つです。

画像:管理人撮影
参考HP
あいち山車・からくり文化保存振興協議会
尾張の山車まつり
まつり紀行
                  

2006年9月25日UP

                                                                                                                 

ゴム 成形 名古屋 愛知 

ミトクゴム面白館 5月号

ミトクゴムから南に行きますと大府おおぶという美しい市に入ります。

JR大府駅からほど近いところに つつじの名園「大倉公園」があります。
ノリタケ初代社長の大倉和親氏の別邸だったところで 現在は大府市の
公園として市民に広く親しまれています。
大倉和親氏に関するページはここかノリタケサイトをご覧ください。

ここは、ガーデニングとは対極にある日本庭園です。

京の古刹の名園を思わせるような 緻密に計算された勾配や池や木々の配置などは、
日本文化の素晴らしさを再認識させてくれます。 

2006年大倉公園内↓
                  
竹林とシャガの花 つつじと杜若 つつじ

2006年5月10日UP

                                                                                                                 
ミトクゴム面白館 4月号

アテネオリンピックに旅立つ前、 知人から お守りをもらったという
福原愛ちゃんのニュースがTVで流れました。
お守りの文字は熱田神宮でした。

この神社が、 名古屋市民に【あつたさん】と呼ばれて
親しまれている「熱田神宮(あつたじんぐう)」です。

さて、下記の画像は、神宮の本宮拝殿の南(100mぐらいかな?)にある 
「信長塀」です。
お参りの時、気がつかずに見過ごしてしまうほど 静かにたたずんでいます。

             信長塀↓
これは、桶狭間の戦いの前に 神宮に立寄った信長が
「万が一、勝利したら塀を寄進する」と社頭で誓った結果の塀です。

土と石灰を油で練って固め、瓦を厚く積み重ねた築地(ついじ)塀です。
@三十三間堂の太閤塀
A西宮神宮の大練(ねり)塀
B信長塀
以上を 日本三大土塀と言われているそうです。
神宮は 何度か建て直されており、明治26年以前は神仏習合で
五重の塔さえ存在し、現在のような 彩色を施さない素木ではなく
丹塗りだったようです。 

尾張造りという社構には 建造物を囲む回廊など
独特な配置があったようです。かつて、信長塀は
それらの構成要因だったのかもしれません。
桶狭間の戦いが1560年です。
2006年の今日まで風雨に崩れず現存するという事に
歴史の重みを感じます。
また 強靭な工法である事も実証されたことになります。
信長塀と似た塀を 神宮内中央の広い参詣道から
一本東に入ったところで見ることができます。

清雪(せいせつ)門と呼ばれる門の塀です。
(能楽堂近く)

この門は、草薙神剣を盗んだ僧が
逃走した不吉な門ということで、
神剣が無事戻ったあと
元々本宮の北門でしたが、
開かずの門として現地点に
移築されました。

その為か 参詣の賑わいとは
対象的に大変寂しいところに
ぽつんとあります。

信長塀と清雪(せいせつ)門。
名古屋にいらっしゃった折り 
ちょっとマニアックですが気にして 
ご覧になられてはいかがでしょう。 
参考資料:「名古屋謎とき散歩」恩田耕治著、 「神様のすまい」熱田神宮庁発行

2006年4月12日UP

                                                                                                                 



ミトクゴム面白館 2月号

工業部品用の各種ゴムのもとは、下記のような
白色、乳白色、あめ色が多いです。

私自身、初めてクラフト袋から出て来た原料を見た時、
「わあ!こんなに白くて綺麗なんだぁ」と感動しました。

せっかくの乳白色も カーボンブラック(炭素の粉)や、
さまざまな配合薬品が入りますと、タイヤと同じ
そっけない黒いゴムに変わってしまいます。

しかし、カーボンブラックを入れますと、
ゴムの特性や強度(耐磨耗性)が格段に
アップしますので、どうしても特性面と
価格面から 黒くなってしまいます。 


↑EPM・EPDM ↑NBR ↑CR
↑ACM・ ANM ↑FKM ↑Si
配合薬品 その他、環境に配慮した(化学物質,油など)

ミトクゴムは、こうした原料から お客様のカスタマイズゴムを
社内で練って、さらに成形加工しています。

「××油に強くて、△△薬品に溶けなくて、120度に耐えるゴムできないかな?」
「難燃のV0もクリアーしたい。」なんて いろんなお客様から依頼され、
社内のニーダーやミキシングロールが元気に稼働しております。

また、迅速な試験結果を出す為に画像の全自動キュラストメーターを
導入しております。品質が高く 高機能なカスタマイズゴムは 是非、 
ミトクゴムをご指名くださいませ。                

2006年2月16日UP

                                                                                                                 

ゴム 成形 名古屋 愛知県

ミトクゴム面白館 1月号

自動車王国・愛知県の顔をご存知の方は多いと思います。
それ以外にも全国一の花王国・愛知県という顔を持っています。

ミトクゴムの所在地、名古屋市南区と隣接している東海市は、洋ランの生産量が多く、
収穫面積680アール、出荷量約67万鉢を誇っています。 (東海市HPから抜粋)

毎年、1月の第4土・日曜日には市民体育館で
市内の洋ラン栽培農家などが中心となって東海市の花の祭典・東海フラワーショウが開かれます。
会場となる市民体育館にはあでやかな洋ランがあふれます。

2006年フラワーショウ↓

2006年1月30日UP